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混沌の魔術師と天空の巫女
第1章 ニルヴァーナ編
ニルヴァーナの秘密
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「きゃはははっ!!」

ミントは攻撃をかわしていた。

「小僧が・・・!喰らえ!」

1人の男が魔法で岩を出し、俺に投げつけてきた。

「遅い。」

びゅん!

「なっ!!」

「光竜の鉄拳!!」





ズドォォォォォーーーーン!!





「ぐあああああああっ!!!!!!!!」

「「「「「「ぐわああああああああああああっ!!!!!!」」」」」」

「ふん。」

これで全員、やっつけたぜ。

「やったー!!!」

「ミント、早く行くぞ。」

俺はダッシュで走る。

「待って〜!!」





































夕方、岩場にて・・・

「私・・・来なきゃよかったかな・・・・・・。」

「まーたそういう事言うの?ウェンディは。」

「だってぇ・・・。」

「だってじゃないぞ、ウェンディ。」

ウェンディの言葉に俺はそう返した。

「コージ!」

「お兄ちゃん!!」

「探したぜ。ウェンディの事だから、またネガティブな事を考えてたんだろ?」

「あぅ・・・。」

「鋭い読みね。」

「だって私・・・。」

「はい、考えない。また闇に落ちる気か?」

「うぅ・・・ごめんなさい・・・。」

「ウェンディがいなかったら、エルザさんは助からんかったんだぞ?」

「・・・・・・。」

「大丈夫。まだニルバァーナが見つかったって訳じゃないから。」

「そうだよ。コージのいう通りだよ。」

俺の言葉にミントも続けて言う。

「ねえ、1つ聞いていい?」

「何だ?」

シャルルが何か聞きたい事があるみたいだから、俺はそう言い返した。

「何なのあのジェラールって、恩人とか言ってたけど。」

「私達も聞いてみたよ〜。」

「そういや話してなかったな。実は・・・」

俺はミントとシャルルに全てを話した。

「アニマ!?」

「ああ、ジェラールはそう言った。」

「私達にはよくわからないけど、危険だから近くのギルドに預けてくれたの。」

「それが・・・『化猫の宿(ケット・シェルター)』だ。」

「で・・・ジェラールはどうなったの?」

「あれ以来、会っていない。」

「その後・・・噂でジェラールにそっくりの評議員の話や
 最近でとても悪い事をしてたって話も聞いた。」

「俺は信じなかったけどな。俺は決して忘れない・・・あの時の約束・・・。」


























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