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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic4 聖火…願いを炎に託して
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に迫っていった。
一方のディザードはと言えば何やら考えがひらめいたらしく、迎撃しながらマギカドラゴンに相談していた。
「ねぇマック、コネクトで蘭さんだけ助け出す事はできないかな?」
『うーん、まず頭に着けられている仮面をはずさない事には、何とも…。けれどブレイズを使える今なら!』
「そうですね…マック、ブレイズを使ってみます。」
『まずやってみよう。それがだめなら別の手を考えるしかない!』
「…はい!」
ディザードはディザーハルバーダーを振りまわして牽制しながらリングホルダーにあるブレイズを取り出し右手中指に装着した。
圭太とエリカの願いが込められ、新たな力を得た今なら…いけるはず。
ディザードはディザーハルバーダーの手形にある親指を引き、そして手形にふれる。
『カモン・タッチング・アックス・ゴー!…ブレイズ・アックス・ストライク!!』
聖なる火の力を受けたディザーハルバーダーによる一撃『ブレイズバスター』は、迷いなくグランオーキッドの仮面を直撃する。
しばらくの静寂、心配そうに成りゆきを見守る圭太。
そして、次の瞬間。
ガシャッ!!
仮面は砕かれ、久々に蘭の素顔が現れた。
「…今です!」
ディザードはすかさずリングをコネクトに変更し魔法を発動、グランオーキッドの体内に魔法陣を展開させ蘭の足をつかみ外に引き出していった。
天高く舞い上がる蘭の体を圭太はダッシュで走り、思いきり受けとめ無事を確認した。
動力源を失ったグランオーキッドは肉体の崩壊を始めてゆく…古いビルの壁がくずれて鉄筋がむき出しになってゆく様に。
『ぎゅおぉおぉぉぉぉっ!か、体が…!?』
かたや片桐はと言えば、剣を手に向かってきたガーゴイルの首をつかみ、近くにいたガーゴイル数体に向かって背負い投げを決めていた。
「どっせえぇぇぇぇぇいっ!!」
『ギャーッス!!』
投げ飛ばされたあわれなガーゴイルは、仲間を巻き込んで大爆発を起こし消滅、残った二体のガーゴイルも片桐の正拳突きとアッパーを喰らい、吹き飛ばされて爆発した。
が、この時片桐の拳に奇跡が起こった…薄く魔法陣が浮かんでいたのだ。
「これでラストか、手間取らせやがって。しかし、魔法陣が浮かび上がるとは、な…そろそろ奴の封印が解けてきたかもな。」
片桐は、自分の拳を見ながら一人ごちていた。
彼の言う封印とは何なのか?そして彼もまた魔法使いなのか?
その答えは、次回にて。
さて、無事に蘭を助け出し圭太の元に返したディザードは、ディザードスタイルに変身し直すとキックストライクリング
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