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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic4 聖火…願いを炎に託して
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ズのガントレットが更なる重厚さを醸し出す左右非対称のルックス。
右肩にも小型の肩アーマーに中型のシールドがマウントされ、まさに壁の様。
ディザード・ルークスタイル…『城騎』と名乗るにふさわしい、攻防一体のスタイル。
『くっ、新しい力かい…いくら姿がよくても、どうせ見せかけのデクの坊!ハッタリもいいとこさね!』
「果たして、どうでしょうか?」
DZルークは左手を天にかざし、魔法陣を展開させると一振りの槍を取り出し、入れかわりでディザーソードガンを収納した。
その槍は、斧と槍を合体させた武器…ハルバードと呼ばれるものであり、中央には手形が設置されている。
DZルークは新武器『ディザーハルバーダー』を手に、グランオーキッドにゆっくりと迫ってゆく。
グランオーキッドも、両手のつたを地面に叩きつけて威嚇しながら待ち受けるが。
「イッツ…ショータイム!」
『ふん、何がショータイムだい。こうなりゃ徹底的にいくよ…ん?』
「あれは?」
すると、両者の間に黒い影が8つ程横切り、その影からガーゴイルが姿を現した。
当然ながら、このガーゴイルはグランオーキッドのものではなく、第三者によるものだが…一体誰のものなのだろうか?
「仕方ありませんね…多少彼女の気分を害するかもしれませんが、援軍を送るとしましょう。」
実は校舎の屋上で戦いの一部始終を見ていたベルフェゴールが、プラントマン達が下がる様子を見て気が気でならなかったのか、手下のガーゴイルを提供したのである。
本来なら他人の力は借りないグランオーキッドではあったが、さすがにプラントマンが動かせない今の状況では正面からぶつかっても勝ち目はない。
ならばと、グランオーキッドはベルフェゴールの送った援軍をありがたく受ける事にした。
『ベルフェゴールめ、余計な事を。…まぁいい、ありがたく使わせてもらうよ!』
「増援ですか、やはりここは!」
だが、DZルークがディザーハルバーダーを振りかざしガーゴイルを迎え撃とうとした時、その一群に向かって走りだす人影があった。
片桐だ。
「うぉりゃあぁぁぁぁぁ!!」
「片桐さん!!?」
そして、片桐はガーゴイルの一体にドロップキックを決め、近くにいた一体をヘッドロックで締め上げながら反対から攻めてくるガーゴイルをミドルキックで追いはらう。
まるで今までのうっぷんを晴らすかの様に。
「エリカちゃん、こいつらは俺にまかせて早くホムンクルスを!」
「あ、はい!」
『ちいっ、とんだ邪魔が入ったねぇ。』
グランオーキッドは乱入してきた片桐をガーゴイルに任せ、つたをうねらせながらディザード
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