第76話 ユーリ救出戦
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「う………」
リビングのソファーから起き上がる。
あの後、チビッ子マテリアル逹はそれぞれの自分と一緒に寝たみたいだ。ユーリはキャロの部屋で、アミタとキリエは俺の部屋で。
フェリアの部屋にはアミタとキリエを寝かせるには狭すぎるので俺の部屋にしたのだが、キリエがかなり文句を言ってたけど我慢してもらった。
そんでもって俺とアギトはリビングで寝ていたのだ。
「ふぁ〜あ。零治おはよう………」
「ああ、おはよう」
アギトはもの凄い寝癖頭で大きなあくびをしながら挨拶をした。
「今は………7時半か………って連絡しないと!!」
俺は慌ててシャイデに連絡した………
「おはようございます」
「おはようレイ」
朝の情報番組をアギトと見ていると、星とシュテルが起きてきた。
シュテルは星の昔のパジャマを着ている。
………てっきりプログラムだから服とかも構成するのかと思ってたけど、星が着せたみたいだ。
「すみません、今からご飯作りますね」
「いや、俺が簡単なものを作ったから食べてくれ」
それを聞いた星とシュテルががっかりした様な表情になった。
「料理………教えてもらう筈だったのに………」
「………もしかして余計だった?」
「いえ、そんな事は無いですけど………シュテル、昼食の時に教えますから朝ごはん食べましょう」
「分かりました。約束です」
そう言って2人は朝食を食べ始めた。
「あっ、おはようございます!」
「おはよう、ふぁ〜」
次に起きてきたのは元気に挨拶したアミタと、眠そうに大きなあくびをしたキリエだ。
しかし、この姉妹は本当に正反対だな………
「ぐっすり眠れたか?」
「はい!ベットを貸していただいてありがとうございます。お陰でぐっすり眠れました!」
まあ起きてそのテンションだから聞かなくても分かるけどな。
「………」
「キリエ?」
「ふぁ〜あ………」
こいつはちゃんと眠れなかったらしい………
俺のベッドだし、恐らく姉と一緒に寝て寝づらかったのだろう。
「寝づらかったか?」
「うん〜。何か緊張して………ふぁ〜」
ん?緊張?
………ああ、男の部屋だからか。
こりゃあ配慮が足らなかったな。
「キリエ、何気に凄い事カミングアウトしてるね」
「ん〜?何の事………?」
まだ寝ぼけているようで、アミタの言葉か理解出来ていないみたいだ。
「もう………取り敢えず顔洗いに行きましょうね」
「はぁ〜い………」
アミタとキリエは洗面所へ消えていった。
しかしキリエが素直にアミタの言うことに従ってる………
アイツ、半分寝ぼけさせ
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