暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第76話 ユーリ救出戦
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……さむ!?」

どうやら寒さでしっかり目を覚ましたらしい。

「何でレイが僕の部屋に!?いつもなら夜美か星が起こしに来るのに!?」
「他のみんなは昼食食べてるよ。お前らいい加減起きろよ。今日はこっちの世界のユーリを助けるって言ったよな………?」
「そうだけど………僕、早起き苦手だから………ってレイ!?」

いきなり大声で俺の名を叫ぶライ。

「………うるさいぞ、静かにしろ」

「布団の中見た………?」

「布団の中?何かあるのか?」

恐らく自分の格好だろうな。

「見てないならいいの!!レヴィを起こして着替えてリビングに行くからレイの先に行ってて!!」

「そうか?なら俺も先に食べてるぞ」

「うん、そうして」

ライは慌てながら俺に遠まわしに出てけと言ってきた。
まあ着替えを覗く趣味も無いからさっさと出ていくけど………

「良かった………勝負下着見られなくて………」

零治が出ていった後、ライが小さく呟いた。











さて、そんな事がありながらも現在管理外世界トロメイヤ。
あの後先に加藤家が家に来て、軽く自己紹介した後トロメイヤへ。そして先に来ていたスカさん家と合流してまたまた自己紹介。
チビッ子マテリアルとユーリは名前覚えられたかな?

「私は大丈夫です」
「我も大丈夫だ」
「私はえっと………」
「僕は全然!」

レヴィ、自信満々に言うことじゃ無いけどな。

「さて零治君、そろそろやるのだろう?どうするのかね?」

「作戦は桐谷逹全員でユーリを足止めしつつ、夜美とディアによる飽和攻撃で誤作動を止めるって感じだけど………」

ぶっちゃけ同じようにいくか分からない。

「そこは状況で対応って事ですか?」

「ああ、だからスカさんとウーノさん、クアットロは即座に対応出来るようにバックアップして欲しいんだ」

「ああ、分かったよ」
「任せて下さい」
「まあやってあげるわ」

「で、加奈は後方支援な」

「ええ、分かってるわ」

「で、空中戦になるから飛べないメンバーは援護するだけにしてくれ」

「了解した」

「分かった」

「んで、ダメっ子シスターズとキャロは邪魔しないように待機な」

「「「ええっー!?」」」
「分かりました………」

「キャロはみんなの無事を祈っていてくれ。それとお前らは何で文句なんだ!?」

「お前たちは実戦経験も無いんだ、邪魔になるから黙って見ていろ」

俺の後にトーレさんにも言われてダメっ子逹も渋々納得したようだ。
やはり姉強しだな………

「星逹マテリアルは言うことは無いな。みんな頑張ってくれよ!」

俺の激励に星逹が頷いた。
その目は
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