第76話 ユーリ救出戦
[12/16]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
我の強大魔法だと全てを飲み込んでしまうからな」
「それと誰があの宵の書を破壊するかですね………」
「それは俺がやろう」
そこに回復した桐谷が言う。
「ですが………」
「連携するならお前たちマテリアルでやったほうがいいだろ?俺には取って置きの技もあるしな………」
そう言って力強くミズチブレードを構えた。
「………分かった、頼むぞ桐谷」
「了解!」
夜美に言われ、気合を入れる桐谷。
「トーレさん、加奈、そういうことでお願いします!」
「了解した!」
「分かった!」
「ではみんな行くぞ!!」
トーレの掛け声と共に桐谷を残して、皆がそれぞれ動き出した。
「もう邪魔をするな!!これで全てを飲み込む………深淵の闇に飲み込まれ、一生宵の書の中で過ごすがいい!!」
宵の書の意思が頭上に太陽の様に思える程の巨大な魔力を集束し、巨大な魔力弾を作り始めた。
「あんなもの撃たれでもしたら………!?」
「動きを止めるぞ!!ISライドインパルス!!」
「スプライトムーブ!」
二人は高速移動で直ぐ近くまで移動した。
「でああああああ!!」
「たああああああ!!」
「ちっ!?」
即座に展開した球体でシールドを作り、二人の攻撃を防ぐ。
「まだだ!!アロンダイト!!」
夜美の砲撃魔法が宵の書の意思を貫く。
「ぐうっ!?」
「行って、フェアリー!」
そして、すぐさま加奈のフェアリーが宵の書に意思の周りを飛び回り、
「サークルバインド!」
縄でぐるぐる巻きにするように縛り上げた。
「今よ、星!!」
「行きますアギト!」
『ああ!』
『「ディザスターヒート!」』
砲撃魔法の5連射。
アギトのユニゾンの影響で、3連射から5連射出来るようになり、威力も上がっている。
「ぐあああああああああ!?」
5連射の砲撃魔法をくらい、揺らぐ。
「トーレさん!」
「ああ、合わせろライ!」
スファアが消えた事により、2人は宵の書へ向かい、
「「クロススラッシュ!!」」
バツの字に斬り裂いた。
「駄目、防壁!!」
「くっ、桐谷!!」
「分かってます!!」
バイントを凄いスピードで引き裂く宵の書の意思。
タイミング的にはギリギリ。
「全力で行くぞ!!」
『フルドライブ!!』
カードリッジが左腕のミズチブレードから2つ飛ぶ。
「白虎咬!!」
宵の書に取り付いて、手に集束した魔力をぶつけ、爆発させた。
「ぐぎゃあああああああああ!!」
防壁を破壊し、無防備になる宵の書。
苦しみからか
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ