第75話 帰還して………
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に遅し。
急いで中にいた4人が玄関にやって来て。
「これは………どういうことですか?」
星が代表して、驚いた顔で聞いてきた。
そんなやり取りがあった後、部屋に無事入れた俺達。
皆はソファーの上に座ったり、テーブルに備え付けられている椅子に座ったりと俺以外何かしら座ってる状態だ、
因みに俺はフローリングの上だ………
しかも正座。俺の膝の上にアギトが正座をしている。
そして、我が家のお母さん、星が立ち上がって俺のまえで仁王立ちになった。
「さて、色々説明してもらいましょうか?小さい私達の事も2人の女性の事も。そして………」
「懐かしく感じるこの子の事も………」
そう言ってユーリを見た。
やはり感じるものがあるのだろう………
「分かった、取り敢えず俺とアギトの身に起こった事を話すな………」
そう言って俺は平行世界で起きた事を説明し始めた………
「ではこの子が砕け得ぬ闇なのですか!?」
「なんと!?」
「こんなに小さい子が僕たちの探していたものだったんだ………」
俺の話を聞いて星逹が驚いてる………って!
「お前ら砕け得ぬ闇の事知ってたのか!?」
「ああ、当たり前だ、それを探していたのだからな。それにディアーチェと言う名前も実は思い出していた」
はぁ!?
「僕と星もだよ。でもね、僕逹はレイに名前を貰ったし、こっちの方が可愛いから3人の内緒にしといたんだ」
そうだったのか………
「名前は良いとして、砕け得ぬ闇はどうしたんだ?コイツらと一緒に居て、お前たちがユーリの事を探していた事を知ったんだけど………」
「私達は普通の生活を気に入っていましたし、人になれた今、大いなる力に興味はなかったんです。」
「ただ、そのまま放置しておくのは不味いと思い、我が紫天の書に残っていた残滓は取り込んでおいた。それが確か3ヶ月位たった頃だったと思う。その中に砕け得ぬ闇があるかどうかは知らないが………」
初めて知ったことばかりなのですけど………
コイツらも結構俺に隠し事してんじゃねえか。
「夜美、セットアップしてくれないか?」
「ああ、構わないが………」
そう言って夜美はセットアップする。
「ユーリ、エグザミアを感じるか?」
「………はい。起動してないので、今の所残滓となっていますが………」
なるほど………
って事は俺達の世界にもユーリは健在していることでいいのかな?
「それで、どうするの?」
家に入ってからずっと静かだったキリエが話かけてきた。
「出来ればこっちの世界のユーリも助けたいと思ってる。一人だけ仲間外れは可哀想だしな………」
「まあ
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