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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
特別編〜女たちの聖戦
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シャマルもシグナムが明らかにおかしいことに気がついてはいたのですが、あえて言わないでいたのです。
しかし、それも限界を迎えてしまった様子です……


(ヴィータ、どうすればいい?これ以上は誤魔化せんぞ……)
(あたしに考えがある。言う通りにしてくれ)
(済まない。助かる)


さて、ヴィータの考えとはなんなのでしょうか……



………………………………………………………………………


「コスプレ?」
「ああ。はやてが六課解散の二次会でコスプレパーティやるから衣装作りをシャマルに手伝ってほしいらしいぜ」
「そうなの……わかったわ!」


ヴィータの言う策はイベントと裁縫好きのシャマルを丸め込むには覿面だったようです。
………この二か月後、本来はやるはずではなかったコスプレパーティが行われたのはまた別のお話。


………………………………………………………………………



「………てなことがあったんやで、ザフィーラ」
「なるほど……毎年毎年申し訳ありません」
「今年ははやてなんもしてねーけどな……」
「ヴィータ、そういうことは……」
「ふ〜ん、ヴィータはそういうこと言うんやね〜。さてと、ヴィータに着せるコス何にしよっかな〜?」
「えっ!あ、あたしは着ねーぞ!?」
「「「自業自得」」」
「なんでさ〜!!」


あらあら、士郎の口癖がうつっちゃってますね。


「それにしても……シャマルが忘れてくれて助かった」
「ああ。また一名犠牲を減らすことに成功したな」
「俺はもうアレを食うのは御免だぞ?」
「あれはまさに劇物やからね〜」


と、散々な言われ様のシャマルはと言うと………



「はっくしょん!………何かしら、すごく不名誉なことを言われてる気がするわ」


コスプレ作成しながら何かを受信していたようです。




………………………………………………………………

シュ「ようやく最後の一人まで来ましたね」

レ「ヴァイス陸曹は誰からもらうのかな?」

ディ「案外一番もらってたりとか?」

シュ「それはないんじゃないでしょうか」

レ「地味にひどいこと言ってる………」

ディ「ま、とりあえず見ればわかるだろう」


…………………………………………………………………
新暦76年2/14



「………どうしてこうなった」


ヘリのところでやけにテンションの低いヴァイス陸曹を発見。いったい彼に何があったのでしょう?




……………二時間前……………


「ヴァイス陸曹、お届け物でーす」
「はいよっと………おお!これは!」


届いたのはラグナからのチョコレート。

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