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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
特別編〜女たちの聖戦
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の手の紙袋は?」
「これか?教会に行ったらセインの奴とカリムがバレンタインデーだからって……!?」
彼の言葉は最後まで続かない。なぜなら……
「へぇ……」
ダークなオーラを纏ったフェイト・T・ハラオウンさんがいたからである。
「あの、フェイトさん……?」
嫌な予感がしたランスは下手にでるが、
「セインとカリムさんに、ねぇ?かっわいいもんね〜セインは!カリムさんも美人だし!」
「な、何を言って……」
「……大体ランスは私以外の女の子にも優しくし過ぎるんだから……惚れられたりしたらどうするの……」
「もしも〜し?」
ぶつぶつ言っているフェイトは話かけられていることに気付かない。
「フェイト」
「……なに?」
「やきもちか?」
「なっ!そ、そんなんじゃ……」
「……分かりやすすぎだ。な?エリオ、キャロ。お前たちもそう思うだろ?」
うんうん、と頷く二人。
「………むぅ」
「悪かった悪かった。安心しろよ、お前以外の女に手出しはするつもりはねぇからよ。許してくれや」
「……デート」
「は?」
「今度デートに連れて行ってくれたら許す」
しばらくきょとんとしていたランスでしたが、
「了解いたしました。お姫さま」
そう言ってとても可笑しそうに笑いました。
「もう!調子いいんだから!」
「でも、そういうところが?」
「……ばか」
この場にはやてが居たら間違いなく“このスイーツ(笑)め!末長く爆発しろおおおお!!”とか言いながら走り去っていったでしょうね。エリオとキャロもそんな二人を見つついちゃついてますし。
「それじゃ、お詫びに今日は一緒に風呂に入るか?」
「え!?ラ、ランスのえっち!」
「フェイトさん。家族は一緒にお風呂に入るんだ、って教えてくれたのはフェイトさんですよ?」
「キャ、キャロ……私とランスはその、こ、恋人であって家族じゃ……」
「???」
「キャロ、お前にはまだ早い話なんだ。ここは俺に任せろ」
「はい!」
「ちょっと!?」
「で?何を想像したんですか〜?フェイト執務官さん?もしかして昨日のことか?」
「/////!!」
「きのうはおたのしみでしたね、ってか?はははははっ!!」
「わ〜ら〜う〜な〜!!!!!」
R指定なお話が始まるようですね。設定的に私たち永遠の9歳児ですからここで退散しましょう。
…………………………………………………………………
シュ「……はぁ、ようやく解放されました……」
レ「なんで二人ともげっそりしてんの?」
ディ「こやつはあの空気の甘さに耐えられるのか……」
レ「皆仲良しで楽しそう
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