第74話 激戦を終えて………
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あお、お大事に!!」
そういい残してさっさと出ていってしまった。
「何だ、アイツ………?」
「零治、もう一個!!」
「はいはい」
リンゴはアギトと一緒に美味しくいただきました。
「まあそれからも色んな人が来たけど、大体直ぐに帰ったけどな」
「なのはママ………悪魔だけじゃなくて魔王って言われてるんだ………」
「ヴィヴィオさん、元気だして!!」
「うん、いいんだ。私はなのはママの優しい所知ってるから」
「ねえトーマ、私も揉まれるのかな?」
「いや、俺に聞かれても………」
ちょっとしたカオスになってるな………
リリィ、その事をトーマに相談してもトーマが困るだけだぞ。
「それより、そろそろパーティだろ?食堂に行くぞ」
俺はそう言って、4人を無理やり連れていった。
パーティは食堂でやると聞いたので、食堂へ向かうと、既にみんな集まっており、それぞれ話している。
机には料理やお菓子が色々と置いてあった。
「それじゃあ、砕け得ぬ闇事件解決を祝して………乾杯!!」
クロノの号令と共に、パーティが始まった。
「おおっー!!旨そう!!」
アギトは目の前のご馳走にハイテンションになってるな。
「あんまりがっつくなよ?」
「分かってるって」
そう言って近くに置いてあるお菓子にがっつくアギト。
本当に分かってるか?
「あの………レイ」
「何だ?」
声をかけてきたのはユーリだ。
後ろにはマテリアル逹が様子を見ている。
「これ………」
そう言って手渡してきたのは小さな包みに包まれたクッキーだった。
「出来たのか?」
「うん………」
ユーリは不安そうだな。
「さて、それじゃあ早速………」
俺は包みを開けてクッキーを取り出す。
焼け色も小麦色で美味しそうだ。
一つ取って口の中に入れてみた。
「…………どうですか?」
「………ユーリ、試食したか?」
「いえ、沢山食べて貰いたかったので………」
「もしかしてだけど、塩クッキーを作った訳じゃないよな?」
「はい、普通のクッキーです」
「ユーリ………砂糖と塩間違えてるぞ………」
「………え?」
そう言って、慌ててクッキーを食べてみる。
「………しょっぱい」
涙目になりながらユーリは呟く。
だけど………
「普通にうまいんだけど………」
そう、美味しいのだ。
塩のしょっぱさが新食感でかなり美味しい。
「後ろの3人も食べてみろよ」
そう言って後ろのマテリアル逹にもクッキーをあげた。
「………確かに美味しいです」
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