第74話 激戦を終えて………
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まだはやてに関しては色々面白い話しがあるんだけどな………
その後も俺の世界の話をしながら5人で盛り上がったのだった………
はやて逹が帰り、また2人でトランプをしてると今度はキリエがやって来た。
「あら?もう動けるって聞いて来てみたけど、まだ寝ているのね」
「まあ絶対安静ってシャマル先生にキツく言われたから」
「まあ前も大怪我でユーリちゃんに挑みに行ったからねぇ〜誰かさんは信用ないから………」
何かコイツの笑顔はムカっと来るよな………
小馬鹿にされてる感じがして………
「そしてその後は………お姫様抱っこ………ブフッ!」
コイツ………
「何だよ、お前は笑いに来たのか?」
「ええ、そうよ。私に色々言ったくせに単独行動して、結局自分が痛い思いしてざまぁないと思ってね」
俺だってこうなるとは思ってなかったわ。
突き刺された時はぶっちゃけマジで死ぬかと思ったし………
「はぁ………下らない事してる暇があったら早くユーリの調整を終わらせてやれよ」
「私だってアミタと交代しながら手伝ってるわよ」
頬を膨らませてブーブー言うキリエ。
「なら良いけどさ………」
そう言いながら俺はお見舞いのリンゴを剥く。マクロスのサヨナラノツバサでアルトが切っているのを見てから飛行機の形に切るのに凝ってるんだよな。
「おお!零治凄い!!」
「無駄に器用ね………」
無駄とか言うな。
「ほら。」
「あ、ありが………」
キリエに手渡しする瞬間、キリエの手を避け、リンゴを飛行機が飛んでいるように動かし、キリエの口に突っ込んだ。
まあ完全にパクリだけど。
「!?…………ング、何するのよ!!」
「お前食べるんだな………一回出すかと思った」
「出した方が汚いじゃない!!」
「味はどうだ?」
「………美味しい」
そりゃ良かった。
「零治、アタシも!!」
「はいはい。ほら、あーん」
「あーん」
小さめに切って上げたリンゴを食べさせてあげる。
「!?」
「どうだアギト?」
「うまい!!」
「そりゃ、良かった。キリエ、もう一個………って大丈夫か?何か顔が赤いけど……」
「だ、大丈夫よ!!」
「そ、そうか?」
挙動不審なんだけど………
どこか体調悪いのか?
「ちょっと失礼するぞ」
そう言ってキリエの額に手を当ててみる。
「………熱は無いみたいだな………ってお前は機械だから風邪とかかからないか」
だけど、ちょっと熱い気がする。
すると突然キリエが立ち上がった。
「わ、私もう行く!!」
「は?」
「じゃ、じゃ
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