暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第74話 激戦を終えて………
[3/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
っと見られてるんだけど………
そんな事を思ってると、

「ごめんなさいでした!!!」

何かおかしく謝られた。

「えっと………どこから突っ込めばいいのやら………」

「どこも突っ込む場所などなかろう」

「じゃあ先ず、ユーリの謝り方。何ですか?ごめんなさいでしたって」

「あれはドジっ娘属性だ」

ドジっ娘属性!?

「ドジっ娘属性なんて言葉何で知ってるんだ!?」

「確か小鴉がユーリを見て言ってたぞ」

はやてぇ………
俺はお前を信じてるぞ。

「そしてもう一つ。何に対して謝ってるんだ?」

「「えっ!?」」

何でそんな驚いた顔してるんだ?

「えっ、だって怪我をしたのって私のせいで………」

「は?だって別にユーリの意思じゃ無かったんだろ?だったらお前のせいじゃ無いだろ」

「いや、だが突き刺したのはユーリで………」

「いや、別に気にしてないって」

「でも………」

そう言ったものの、ユーリは申し訳なさそうだ。

「う〜ん………じゃあ、明日のパーティにユーリ特製のクッキーを食べさせてくれ。美味しかったら許す!でどうだ?」

「でも私、クッキーなんて作った事無いです……」

「そりゃあそうだ。誰だって最初は作った事なんて無いよ。それに今ならシュテルも作ってるから一緒に作ってみたらどうだ?」

「!?はい!!そうします!!」

そう言って振り返り、部屋を出ていこうとしたユーリ。しかし、ドアにドン!と顔をぶつけ、痛そうに抑えながらユーリは出ていった。

「おい、待てユーリ!!」

そんなユーリを追いかけ、ディアも慌てて出ていった………

「慌ただしい奴らだな………」

そんな事を呟きながら、近くにあった見舞いのみかんを食べたのだった………









暫くしてアギトも起きたので、暇つぶしに二人でトランプしてると、コンコンとノック音がした。

「どうぞ〜」

「あっ、お兄さん、調子はどうや?」

やって来たのははやて、なのは、フェイトだ。
三人共まだ純粋そうだな………

姫に魔王に狸。
前にも言ったかもしれないけど何かの童話だよな………

勇者の位置に狸だけど。

「お兄さん?」

「あ、ああ調子は良いよ」

「そうなんか、元気そうで安心したで」

ホッと息を吐くはやて。
………心配かけたみたいだな。

「あの………」

少し遠慮ぎみに声をかけてくるフェイト。

「どうした?」
「零治さんの世界の話を聞きたいなって思って……」

事件終了後、未来組のみんなはそれぞれの未来の事を話したみたいだ。
何でも記憶を消えるらしく、隠す必要が無くなった為だ。


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ