第32話 ウルトラセブン救出作戦
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れるとは」
「真打登場だぜぇ! でかくならないで出てきたのが運の尽きって奴だぜ!」
仮面ライダー達の登場によりギャンドラーは事実上挟み撃ちに会った。しかし数ではこちらがまだ勝っている。
「所詮数に頼る悪党に勝利はない! それを貴様等に教えてやるぞ!」
「ねぇ、クロノ…何か私達置いてけぼりになってない?」
「言わない方が良いと思う。今はそれより戦闘に集中しよう」
そうは言いながらも、内心クロノ自身も何処か自分達の影が薄くなっているのを感じていた。しかし今はそんな事を言ってる場合じゃないのは事実。何よりも今は目の前の敵を倒す事に集中すべきだからだ。
***
復活したばかりのセブンは突如現れたパンドンに苦戦を強いられていた。明らかにこの怪獣は今までの怪獣よりも遥かに強い。
桁外れのパワーを持っていたのだ。しかもそれだけではなかった。
【か、体に力が入らない…】
セブンの体が異常を発していたのだ。地球で長い間戦い続けてきた為にセブンの体は知らぬ間に傷ついていたのだ。それが更にセブンを苦しめる要因となっていた。
「ダンさん!」
其処へフェイトが駆けつける。しかし目の前に居るのは自分よりも遥かに巨大な怪獣であった。正直魔導師で何処まで戦えるか全く予想できない。だが、戦わねばならない。今戦えるのはセブンと自分しか居ないのだから。
「私に…なのはみたいな事が出来るかどうか分からないけど…」
フェイトは思い出していた。現になのはは何度か怪獣と闘い、そして聞いた話によれば実際に幾体も怪獣を葬っていると言うのだ。
初めて会った頃は魔法の使い方も戦い方も素人同然であった筈の子が何時しか自分より強大な怪獣を倒せる程までに強くなっている。だが、そんな事が果たして自分に出来るのか?
「バルディッシュ、ちょっと無茶するけど、付き合ってくれる?」
『無論です。貴方は私のマスターです』
「有難う。バルディッシュ」
笑みを浮かべて、フェイトはバルディッシュを強く握り締める。あの怪獣を仕留めるには下手に数を撃っても意味がない。強力な魔力砲で一発で仕留めるしかない。だが、今のフェイトにそんな強力な魔力砲はない。少なくとも、今までまでは…
(まだ実戦で使った事がないけど…)
内心不安が残るものの、フェイトは撃つ決心を固めた。この怪獣を倒す。それしかセブンを…ダンを救う手立てはないのだ。
既にセブンは戦うだけのエネルギーが残っておらずまともに立ち上がる事も出来ない。今の状態であの怪獣と戦うのは無理だ。やるしかない。
「まずは怪獣の動きを止める!」
フェイトがパンドンに対しバインドを仕掛けた。激しい雷撃のバインド。ライトニングバイン
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