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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
永久の別れと楽しかった思い出
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て…楽しくなりそうじゃん!

「めんどくせぇ奴等がみんなグランバニアへ集まって行く…やっぱりこっちに残ろうかなぁ…」
凄く酷い言い様だけど、誰も反論出来ないお兄ちゃんの一言。
オルテガパパに助けを求めるけど、“シッシッ”ってされ見放されてる(笑)

「あはははは、諦めろティミー!帰ったらお前は王子として国民に発表してやる…ラングはお前の部下にしてやるから、喜んでプリンスライフを堪能しろよ!」
「げぇー!」
あぁ…大分お父さん色に染まって胃薬の使用量も減ったのに…これでまた増えるわね。

「よろしくお願いしますティミー殿下!私の経験上、私の上司になった方々は、80%の確率で過労と胃潰瘍になっておりますので、そこんところ留意くださいませ!」
残りの20%が気になるわ。
どんな精神の持ち主だったのかしら?

「おいカンダタ。大笑いしている場合じゃねーぞ!お前は絶対に連れて帰らないからな!」
他人事の様に馬鹿笑いしているカンダタに、お父さんが厳しい一言で先制パンチ。
カンダタはお父さんの事が苦手だろうから、言われなくてもグランバニアへは来ないだろうと思う。

「な…べ、別に俺はこっちに残るつもりだけど、そんな言い方ねーだろ!」
でも言い方が気に入らなかったのね…
まるでグランバニアへ行きたい様な台詞になっちゃってるわ。

「すまんすまん…つい感情が表に出ちゃったみたい。でもお前を連れて行かないのには理由があるんだよ」
大事な息子をからかう馬鹿だから…ってワケじゃなさそうだ。
馬鹿(カンダタ)を宥めながら語る話に興味津々!

「僕の世界にも『大盗賊カンダタ』ってのが居たんだ。もっとも、もう死んじゃってるけどね(笑)」
「何でそこで笑うんだよ!?」
「うん。だって殺したのは僕だし(大笑) ちょ〜うけるよね〜!」
どういう神経をしてるんだ!?本人を目の前に、殺した事を爆笑するって…

「ぜ、全然笑えねーよ!俺とは他人だと判っているけど、いい気分じゃねーよ!それに殺す事は無かったんじゃねーのか?アンタ何時もやりすぎなんだよ!」
「え〜…だってぇ〜…あの馬鹿、僕の家族を殺すって言ったんだよ!そんな事を言われたら、生かしとくワケにはいかないでしょう!?」
あ、それはカンダタが悪い…お父さんは家族の事が大好きだから。

「う…わ、分かったよ…た、確かにそっちのカンダタは、地雷踏んだよ……でもさぁ、そっちのカンダタが死んでいるのなら、俺が行っても問題なくね?」
そういやそうだ…是非とも来て欲しいとは思わないが、断固拒絶する理由も無い。

「そう言う訳にもいかないよ」
やっぱ“息子を馬鹿にする”からか?
何度殺さずに、命を助けてやったか分からないからか?

「僕の世界のカンダタはね、世界各地で悪行
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