神殿の闘神
[5/25]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
か」
心の中に思うところもあったがここは彼等に任せることにした。
(どのみちこの者達に倒せる筈がない。だが今の]ライダーを見ることはできるな)
だがそれは決して言わない。それは隠し彼等に対して言った。
「ではやってみるがいい。見事]ライダーの首を挙げよ」
「ハッ」
「お任せあれ」
アポロガイストは一旦後方に退いた。怪人達は]ライダーを取り囲んだ。
「行くぞ」
まずはハリフグアパッチが来た。怪人はまず肩から爆弾を放ってきた。
それは]ライダーに向かって飛んできた。だが彼は臆していなかった。
「ムンッ!」
ライドルをホイップに換えた。そしてそれで爆弾を両断した。
爆弾は空中で爆発した。]ライダーは爆風に隠れるようにして跳んだ。
「トォッ!」
空中でライドルのスイッチを入れる。今度はロングポールだ。
「受けろ!」
そして伸びるそれで怪人を突く。それはハリフグアパッチの胸を貫いた。
またライドルのスイッチを入れる。するとポールは引っ込んだ。
「グオオオーーーーーーッ!」
胸を貫かれた怪人はその場に倒れた。そして爆発して果てた。
今度はケルベロスの番だ。怪人は]ライダーの着地地点にいた。
「死ねぇっ!」
全身に電気を帯びた。そしてそれで]ライダーを包み込まんとする。
しかし]ライダーの方が一枚上手であった。彼はライドルをまた換えていた。
「これならどうだっ!」
それはロープであった。鞭の様に操りそれで怪人の三つの首を絞めた。
「グググ」
怪人はそれを引き離そうとする。だがそれはもがけばもがく程食い込んでくる。
電流を流そうとする。だがそれも効かなかった。
「無駄だ、このロープは電流を通さない」
]ライダーは言った。そして首を絞める力を強くさせる。
次第に怪人の三つの頭の顔は歪んでいく。顔の色もドス黒くなってきた。
「グオオ・・・・・・」
そして力が弱ってきた。最後にガクリ、と膝を着いた。
それで終わりであった。]ライダーがロープを抜くと怪人はその場に崩れ落ち爆発の中に消えた。
「これで怪人は倒した」
]ライダーはその爆発を見送っていた。そして顔を後ろに向けた。
「アポロガイスト、今度は貴様の番だ!」
そしてライドルをホイップにして身体の前で]の文字を描いた。そしてアポロガイストに対して身構えた。
「望むところだ!」
アポロガイストも右手で]ライダーを指し示した。そして両者は前に出た。その剣を打ち合わせる。
忽ち激しい剣撃がはじまった。両者は一歩も引かず互いに剣を繰り出す。
「流石だな。またしても腕をあげたようだな」
アポロガイストは]ライダーのホイップを受けながら満足そうに言った。
「貴様こそな」
]ライダーもそれは感じてい
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ