魔都の攻防
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そして中国に平和を取り戻す」
そう言いながら腰からベルトを取り出した。
「行くぞ」
そしてゆっくりと構えに入った。
変身
両手に手刀を作り右の真横に置く。左手は肘を直角にし、右手と水平にさせる。
そしてその両手をゆっくりと右から左に旋回させる。
身体が緑のバトルボディに覆われ白い手袋と赤いブーツが現われる。そして胸が銀と赤になっていく。
ブイ・・・・・・スリャーーーーーーーーッ!
右手をまず脇に引く。その時手は拳にしている。
次には左手を脇に入れる。そして右手を手刀にし、それを斜め上に突き出す。
顔が赤い仮面に覆われる。右半分が、そして左半分が。眼は緑になっている。
ダブルタイフーンが激しく回転する。そこから強い光が放たれた。
「トォッ!」
X3は跳躍していた。そして怪人達と正対する位置に着地し身構えた。
「来いっ!」
「望むところだっ!」
怪人達も彼に向かった。そして戦いがはじまった。
「グモーーーーーッ!」
まずはドクバリグモが襲い掛かって来た。
「来たな」
X3はそれを見つつススス、と前に進んだ。そこに毒針が襲い掛かる。
「甘い」
だがそれを何なくかわした。そして反撃に転じる。
腹に膝蹴りを入れた。そして怯んだところに背に肘を入れる。
「グオッ」
思わず身を屈めた怪人に対してさらに攻撃を仕掛ける。
「喰らえっ!」
その身体を掴んだ。そして空中へ放り投げる。
「トオッ!」
そして跳んだ。一直線に怪人に向けて跳ぶ。
「X3ドリルアターーーーーーーック!」
そして激しくスクリューの様に回転しながら頭から突っ込んだ。そしてそのまま怪人に体当たりを敢行した。
「グモーーーーーーーッ!」
X3は怪人を貫いた。腹に巨大な穴を空けられた怪人は海面に落ちつつ爆発した。
X3は着地した。そしてパニックと対峙した。
「おのれ、よくもドクバリグモを」
パニックはドクバリグモの爆発を見ていたが、すぐにX3に顔を向けた。
「今度は貴様だ」
X3はそんな怪人に対して指差して言った。
パニックもそれに怯むようなものではなかった。流石に怪人であるだけはあった。
頭をX3に向けた。そしてそこからロケット弾を放った。
「ムッ!」
だがX3はそれを上に跳んでかわした。しかしそれはパニックの計算のうちであった。
「かかったな!」
パニックは上を見上げてニヤリ、と笑った。そしてまたロケット弾を放って来た。
「その程度っ!」
だがX3もそれは読んでいた。空中で反転すると叫んだ。
「ハリケーーーーーーーーンッ!」
すると青いマシンニューハリケーンが飛んで来た。
「よし!」
X3は空中でマシンに乗った。それはまるで合体するよう
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