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仮面ライダーZX 〜十人の光の戦士達〜
サバンナの巨象
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だ。ではシャンパンを用意して待っておくがいい」
 彼はそう言うと背を向けた。
「スカイライダーの首を持って来る故な」
「楽しみにしいるぞ。私も持って来るからな」
 彼はここで残忍な笑みを浮かべた。
「あの男の首をな」
「では私も祝いの酒を用意しておかなくてはならんな」
 ゼネラルモンスターは振り向いて言った。
「当然だ」
「では用意しておこう。楽しみにしておくがいい」
 彼はそこまで言うと顔を元に戻した。そして闇の中に消えた。
「仮面ラァーーーーイダX3よ」
 一人残ったゲーは呟いた。
「あの時のようにはいかぬ、覚悟しておれ」
 そこまで言うと彼も姿を消した。そしてあとには古城の古い苔むした石の壁だけが残った。


サバンナの巨象    完


                                  2004・7・24


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