竹林の戦い
[4/16]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
!」
「望むところだ!」
サソリジェロニモの声が響いた。戦闘員達が斧を手に一斉に襲い掛かる。
「斧か」
]ライダーは戦闘員達の手に光るそれを落ち着いて見ていた。
「ならば俺も武器を出そう」
そう言うと腰からライドルを引き抜いた。
「行くぞっ!」
そしてそのライドルで打ちかかった。
左右から襲い来る戦闘員達を次々に薙ぎ倒す。ライドルが風車の様に回転する。
戦闘員達は忽ち蹴散らされた。怪人はそれを見て今度は自分が向かった。
「俺が相手だっ!」
「来い、返り討ちにしてやる!」
ライドルと斧がぶつかり合った。銀の火花が辺りに飛び散る。
「ムムム」
両者は鍔迫り合いをはじめた。最初は互角であった。
だが次第に]ライダーの力が勝ってきた。サソリジェロニモは押されてきていた。
「そうはさせんっ!」
怪人は反撃に出た。間合いを離し斧を投げ付けて来た。
「トゥッ!」
]ライダーは跳躍してそれをかわした。そして空中で一回転した。
「ライドル脳天割りーーーーーーっ!」
そしてそのライドルを怪人の頭部に振り下ろした。それは見事に決まった。
「ウオオオオオオ・・・・・・」
サソリジェロニモは呻いた。頭蓋骨だけでなく脳まで潰された。怪人は脳天から鮮血をほとぼしらせながら倒れた。
そして爆死した。]ライダーは着地してその爆発を見送った。
だが勝利の余韻に浸っている暇はなかった。そこに新たなる怪人が襲い掛かって来た。
「グルゥゥゥゥゥーーーーーーーーーッ!」
ゲドンの針怪人獣人ヤマアラシである。怪人は全身の針を揺らせつつ]ライダーに向かって来た。
「今度はゲドンの獣人か」
]ライダーは怪人の姿を認めて身構えた。
怪人はいきなり身体を丸めた。そして飛んで来た。
「ムッ!」
]ライダーはそれを横にかわした。怪人は今度はバウンドして向かって来た。
「今度は跳ねてきたか」
今度の攻撃もかわした。しかし怪人は執拗に攻撃を繰り返す。
「まずな、このままでは」
]ライダーは呟いた。
「だからといってこちらから攻撃を仕掛けることは・・・・・・」
見れば全身が針の山である。おいそれと攻撃を仕掛けられそうもない。
しかし。]ライダーはあることを閃いた。
「そうだ、俺にはこれがある!」
手に持つライドルのスイッチを入れた。そこに怪人ば襲い掛かって来る。真正面からとんで来た。
「ロングポールッ!」
そしてライドルを思いきり引き伸ばした。それで怪人を突いた。
「ウオォッ!」
動きが止まった。そして奇声を発しながら元の姿に戻った。
「今だっ!」
]ライダーは勝機を見た。そしてライドルのスイッチを入れ前に突進した。
「これでも食らえっ!」
それはライドルホイップだっ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ