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仮面ライダーZX 〜十人の光の戦士達〜
竹林の戦い
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槍となり彼を襲う。彼はすぐにライドルをスティックに変えた。
「考えたわね」
 マジョリンガはそれを見て言った。
「けれど何処までそれが続くかしら」
 必死にライドルで竹を叩き潰す彼を嘲笑していた。]ライダーはマジョリンガを攻撃するどころではなかった。迫り来る無数の竹の相手をするだけで必死であった。
「クッ、このままでは・・・・・・」
 潰しても潰してもきりがなかった。竹は次から次に抜かれ襲い掛かって来る。]ライダーは次第に疲れてきた。
「マジョリンガを倒さなければ・・・・・・」
 だが隙がなかった。彼女は自身の周りにも竹を旋回させていたのだ。
「竹さえなければ・・・・・・」
 そう考えている間にも竹が襲って来る。]ライダーはライドルでそれを叩き潰した。
「このままでは拉致があかない。一体どうすれば・・・・・・」
 ライドルを振るう。竹が落ちる。その時ライドルの先が目に入った。
「ムッ!?」
 高速で振り回した結果であろう。ライドルに炎が宿っていた。
「ドクターケイトの時と同じか」
 彼はそれを見て長江流域でのドクターケイトとの戦いを思い出した。あの時はライドルに炎を宿らせ炎に弱い彼女を退けたのだ。
「待てよ」
 彼はここで気付いた。
「ドクターケイトはケイトウの花の化身だった、そして竹は・・・・・・」
 そう、同じ植物だ。
「そうか、ならばやり方がある!」
 彼は目の前に迫る竹を全て叩き落とすとライドルを身体の前で風車のように大きく旋回させはじめた。
「ムッ、]ライダーよ血迷ったか!」
「それは地獄で言うんだな!」
 ライドルに炎が宿っていく。そしてそれから手を離す直前彼はライドルのスイッチを入れた。
「ロングポールッ!」
 放たれたライドルは空中で大きく回転しつつ伸びた。そして大きく回転しながらマジョリンガに向かって行った。
「ムッ!」
 それは竹などものともしなかった。燃え盛るライドルは竹を全て燃やしていく。そしてマジョリンガの周りを護る竹も燃え落ちて
いく。
「クッ!」
 彼女はたまらず上に跳んだ。だが]ライダーもそれに動きを合わせていた。
「そこだっ!」
 ]ライダーは思わず叫んだ。そしてマジョリンガを見据えた。
「受けてみろ」
 そう言うと手を伸ばした。そこにライドルが戻って来る。
 そしてそれで大車輪をする。まるで風車の様に回転をはじめた。
「]キィーーーーーック!」
 そして跳ぶとそこで]の文字を作った。そしてそこから蹴りを放つ。
「グオオッ!」
 蹴りはマジョリンガの胸を直撃した。怪人は思わず叫び声をあげた。
「マジョリンガッ!」
 それを見たゴールドゴーストは思わず叫んだ。そこに一瞬隙が生じた。
「もらった!」
 X3はそこに絶好の機会を見た。ゴールド
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