暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーZX 〜十人の光の戦士達〜
麗わしの島の戦い
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ソオーーーーーーリィーーーーーーーーーーーッ!」
「フシューーーーーーーーーーウッ!」
 サソリトカゲスとカメレキングが来た。鋏と剣がライダーを襲う。
「ムンッ!」
 スーパー1は彼等の腕を蹴り飛ばしてその攻撃をかわした。そして跳び上がった。
「スーーーパーーーーライダァーーーーー」
 空中で叫ぶ。
「天空連続キィーーーーーーック!」
 そしてまずはカメレキングを蹴った。間髪入れずサソリトカゲスも蹴った。
 彼等の後ろに着地した。二体の怪人はその背の向こうで爆死した。
「今度は俺だっ!」
 ストロンガーは自分から残る二体の怪人に向かって行った。
 アルセイデスは蔦の鞭を放ってきた。カマクビガメは自身の首を伸ばしてきた。
 ストロンガーは首をかわした。そして蔦の鞭は手で掴んだ。
「無駄だっ!」
 そしてそこから電撃を放った。
「グオオッ!」
 怪人は苦悶の声をあげる。カマクビガメの首も戻るまでには時間があった。
「今だっ!」 
それを逃すストロンガーではなかった。すぐに彼は跳んだ。
「ストロンガーーーーー・・・・・・」
 上空を跳びながら叫ぶ。
「ダブルキィーーーーーック!」
 まずはアルセイデスを蹴った。続いてようやく首が戻ったカマクビガメを。
 そしてスーパー1と同じように怪人達の後ろに着地した。怪人達は先の二体の同僚達と同じくライダーの背で爆発した。
「どうした、もう終わりかっ!」
 ストロンガーはヨロイ騎士と磁石団長を見据えて言った。
「ヌウウ、マシーン大元帥が送ってくれた精鋭達をこうも簡単に倒すとは・・・・・・」
 彼等は思わぬ展開に舌打ちした。
「今度は貴様等の番だっ!」
 スーパー1はストロンガーの横に来て言った。
「ムムム・・・・・・」
 改造魔人達は怯んだ。だがそれは一瞬であった。
「こうなれば我等で倒してくれる」
「そうじゃ、最初からこうすれば問題なかったのじゃ」
 ヨロイ騎士は二振りの剣を、磁石団長は磁石の杖を取り出した。それを手にして身構える。
「行くぞっ!」
「望むところだっ!」
 かくして二組の戦いがはじまった。ストロンガーはヨロイ騎士と、スーパー1は磁石団長と戦いをはじめた。
「喰らえっ!」
 磁石団長は前に屈んだ。そして背中から何かを発射してきた。
「ミニ磁石っ!」
 無数の磁石がスーパー1に襲い掛かって来た。
「来たな」
 スーパー1はそれを見て身構えた。
「どうじゃ、この磁石の嵐、よけられるかっ!」
 磁石団長はスーパー1を前に豪語した。
「それはこれを見てから言うのだな」
 彼はすぐに腕を換えた。
「チェーーーンジ、冷熱ハァーーーーーンドッ!」
 そして腕を緑のものに換えた。
 まずは炎を放った。忽ち磁石が紅く染まる。

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