宮殿の人狼
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い!」
多くの血が流れた革命の発端である。彼は興奮して戦闘員達に虐殺を督励している。
「待て!」
そこにライダーがやって来た。市民達に襲い掛かろうとする戦闘員達をサイクロンカッターで一掃する。
「イィーーーーーーーッ!」
戦闘員達は倒れた。ライダーはマシンから降りると怪人の前に来た。
「罪無き人々を殺めることは許さん!」
「ボフォフォフォフォフォフォ」
怪人は彼のその姿を見て嘲笑った。
「これは有り難い、わざわざそちらから死にに来てくれたか」
「どういう意味だ」
「それは・・・・・・」
怪人は右腕をライダーに向けた。
「こういうことだっ!」
そしてそこからシャボンを放って来た。
「ムッ!」
ライダーはそれをかわした。そして間合いを離して身構えた。
「どうだ、俺の攻撃は」
シャボヌルンは誇らしげに言った。
「今度は外さんぞ」
そして再び放とうとする。
「また来るか」
ライダーはそれを見て身構えた。
「ならばっ!」
放たれたシャボンを跳躍でかわした。そして怪人の頭上に襲い掛かる。
「これでどうだっ!」
怪人の頭を両足で掴んだ。そしてそのまま前に倒れる」
「ライダァーーーーーヘッドクラッシャアアーーーーーーッ!」
一度怪人の頭をコンクリートに打ちつける。そしてその力で再び上にあがりもう一度叩きつける。それで決まりだった。
「ウオオオオーーーーーーッ!」
怪人は頭を押さえ倒れた。そしてそのまま爆発した。
ライダーはそれを見届けるとその場を風のように去った。そして次なる戦場に向かった。
凱旋門。シャルル=ド=ゴール広場にあるこの門はナポレオンが作らせたものである。彼は自身の栄光と勝利を讃える為に作らせたのである。
この門からシャンゼリゼ通りをはじめパリの十二の通りがはじまっている。そしてその門には多くの美しいレリーフが飾られている。
「カオーーーーーオゥ」
ゲルショッカーの水素怪人ガラオックスである。彼は凱旋門の上で車の群れを見下ろしていた。
「さて、今こそはじめる時か」
彼はその角に力を込めようとしていた。
「そしてこのパリの交通を破壊してやる」
彼の角から白いガスが放たれようとしたその時であった。
「そうはさせないぞっ!」
そこにライダーが現われた。そしてガラオックスと対峙する。
「クッ、もう来たかライダー!」
怪人はガスを放つことをやめた。そしてライダーと対峙した。
「行くぞっ!」
凱旋門の上で戦いがはじまった。ライダーは怪人にパンチを浴びせた。
「フンッ!」
だが怪人はそれをかわした。そして上空に飛び上がった。
「フフフ、おしかったな」
彼は翼を羽ばたかせながらライダーを見下ろしていた。
「今度はこちらの番だ
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