失われた地の翼人
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ろう」
彼はそう言うと左に顔を向けた。
「こちらもより強力な戦力を用意しておかねばなるまい」
そこには無数の巨大なカプセルがあった。そこにはそれぞれ怪人達が眠っている。
「ではその連中を解き放つ時が来たのだな」
そこで一人の男が入って来た。
「貴様か」
それはゼネラルモンスターであった。
「うむ。少し貴様と話がしたくてな」
彼はその冷たい目を光らせながら言った。
「話、か」
「そうだ。私の身体のことだが」
「そのことか」
博士はそれを聞くと無気味に笑った。
「任せておけ。貴様もあの男に勝る力を手に入れることだろう」
「そうか。ならば早速頼もう」
二人は扉の向こうに消えていった。そして後には沈黙だけが残った。
闇は何も語らない。だが無気味に笑うだけであった。
失われた地の翼人 完
2004・4・18
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