草原の赤き花
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しますっ!」
「了解っ!」
戦士達は二手に分かれた。]ライダーは二体の怪人の前に行った。
「ギュアッヒャッヒャッヒャッヒャッ」
奇械人モウセンゴケは右手の食虫植物の鋏を手に]ライダーに立ち向かう。]ライダーはそれに対してライドルを引き抜いた。
「その棒には気をつけるんだよっ!」
ケイトがそれを見て叫ぶ。怪人はそれを受け間合いを離してきた。
そして右腕から毒液を放つ。しかしライダーはそれをかわした。
「無駄だっ!」
そして跳躍した。
「トォーーーーーッ!」
ライドルはスティックとなっている。それを奇械人の脳天へ向けて振り下ろす。
「ライドル脳天割りーーーーーっ!」
ライドルは怪人の脳天を叩き割った。怪人は毒液を撒き散らしつつ地に倒れ爆発した。
「カビィーーーーーーッ!」
今度はアオカビジンが向かってきた。全身のカビを燐粉のようにして撒き散らしてくる。
「ムウゥッ」
]ライダーはそれを見て思わず呻いた。
「さあ、これはどうやって対処するんだい!?」
ドクターケイトはそれを見ながら]ライダーを嘲笑した。彼の敗北を確信しているようだ。
「・・・・・・・・・」
]ライダーは沈黙している。ただその燐粉の動きから目を離さない。
「これでどうだっ!」
彼は急に叫んだ。そしてライドルを自分の胸の前で風車のように高速回転させた。
「そ、その技はっ!」
ドクターケイトはそれを見て思わず叫び声を出した。
「そうだドクターケイトよ、貴様もこの技は知っているだろう!」
彼は叫ぶようにして言った。ライドルに炎が宿っていく。
「喰らえ・・・・・・」
そしてそのライドルを怪人めがけ投げた。
「ライドル火炎地獄っ!」
ライドルは炎を宿らせたまま飛ぶ。燐粉を燃やし怪人に突き進んでいく。
「ガビーーーーーーッ!」
怪人はライドルを受け叫んだ。そして忽ち炎に包まれ爆死した。
「ドクターケイト」
]ライダーはそのライドルを手に取って彼女に顔を向けた。
「来いっ!」
「フンッ、望むところだよっ!」
彼女はそう言うと下に飛び降りてきた。そして]ライダーの前に着地する。
「その身体、毒で全部溶かしてやるよ」
そう言うと杖で殴り掛かってきた。]ライダーはそれをかわした。
]ライダーもライドルを繰り出す。そしてその杖を受け止めた。
「ギヒヒヒヒヒヒ」
ケイトはまたもや笑った。そして身体から毒の霧を発する。
「ムッ」
]ライダーはそれから身をかわした。ケイトはそれに対しナイフを投げてきた。
しかしそれはライドルで叩き落とす。だが毒霧の為近付くことは出来ない。
「おやおや、さっきまでの威勢はどうしたい!?」
それはケイト自身が最もよくわかっている。]ライダーが近寄れない
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