第十四話 伊勢巡りその十
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である。それで十蔵に言うのである。
「いやいや、それは楽しみじゃ」
「そうだな。蜜柑は確かにいい」
「十蔵、御主も蜜柑は好きか」
「冬はよく食べる」
実際にそうだというのである。
「だからだ。今から楽しみだ」
「そうじゃな。では皆でじゃ」
「おうよ、蜜柑も好きだ」
ドウコクがまた言ってきた。
「案外酒に合うからな」
「御前酒ばっかりだな」
ドレイクがその彼に突っ込みを入れた。十冥神もうどんや赤福を楽しんでいる。神といえど今は仲間達と共に楽しんでいるのである。
「まあ俺も好きだがな」
「ドレイクは竜だからね」
彼の横からワイバーンが楽しそうに言ってきた。
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