暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダー エターナルインフィニティ
第十五話 スサノオと決戦とハイパーカブトその九
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「止めておいた方がいいんじゃないかな」
「けれどお料理ですから」
「天道さんが作ってくれるし」
「そうじゃ。ここは天道さんにお任せするべきじゃ」
「俺もそう思う・・・・・・」
 秀吉とムッツリーニも言う。
「だからここはじゃ」
「俺達はただ待っていよう」
「ううん、それならですね」
 仕方ないといった顔でだ。瑞希も頷いた。
「私も今回はお料理はしません」
「ならうちもよね」
 美波もそれでいいとだ。身を引いた。
「天道さんのお料理楽しませてもらうわ」
「お姉様、隣の席は確保しました」
 美晴はその手にスタンガンがあった。足下には明久が倒れている。
「ではお願いします」
「おい、そのスタンガンは誰のだ」
「私の」
 翔子が出て来て話す。
「雄二の隠し撮り写真と交換で貸したから」
「おい、何時の間に撮ったんだ」
 雄二は美晴にこう抗議した。
「そして何故貰ったんだ」
「雄二が格好いいから」
 翔子は顔を赤らめさせて理由を話す。
「だから貰った」
「くそっ、この学園の法律はどうなってるんだ」
「そんなのあったの?」
 優子も知らないことだった。そのことは。
「この学校って弱肉強食じゃない」
「隠し撮りもか」
「そうよ。私だって美晴ちゃんにはいいもの貰ってるし」
 優子は楽しげに笑ってこう言うのだった。
「同人誌ね。ちょっとね」
「ああ、あのボーイズラブの薄い本だよね」
 スタンガンから復活した明久は何気なく致命的な失言を犯した。
「木下さんあれ好きだよね」
「ええい、五月蝿い!」
 いきなりだった。優子のドロップキックが炸裂した。両足で放たれるそれがだ。明久の胸を打ちそのまま吹き飛ばしてしまった。
「その話は禁句よ!」
「けれどこの前だって交差する日々の」
「関係者がいるのに言わないの!」
 優子はちらりと宗朗を見てそれは止めた。
「それにあんただってそっちの世界の関係者じゃないの」
「いや、あれは別人なんだけれど」
「声一緒だからばればれよ」
「多分僕の生き別れの双子の妹なんだよ」
「そんな強引な設定で誰も納得しないわよ」
 何故かそうした話になっていきだ。裕子は今度は矢車をちらりと見て言う。
「矢車さんだって危ないのよ」
「俺もか。確かに自覚はあるが」
「そうよ。冒険黒の人とよ」
 何故かこんなことまで知っている優子だった。だがそうした話はだ。
 田所がだ。こう言って止めたのだった。
「では蕎麦も打つ。食うか」
「あっ、じゃあお願いします」
「お蕎麦も」
 これで蕎麦も食うことが決まってだった。彼等は一旦文月学園の食堂に出た。そこでだ。
 彼等は天道達の作った料理を食べてだ。そしてだった。
 加賀美がだ。こんなことを言った。
「ここでの戦い
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ