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仮面ライダーZX 〜十人の光の戦士達〜
長城の髑髏
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て来た。
「やれっ、滝の相手は貴様等がしろ」
「ギッ」
 戦闘員達はそれに従い動いた。忽ち滝は取り囲まれる。
「さて、風見志郎よ」
 ドクロ少佐は滝と部下達の戦いを上から眺めながら言った。
「いや、仮面ライダーX3と言った方がよいな」
 彼はそう言うと後ろを振り返った。そこに彼はいた。長城の上に立っていた。
「貴様の相手はこの俺がしてやろう」
 そう言うと下に跳び降りた。そしてX3と対峙する。
「行くぞっ!」
 前に突進する。そして大鎌を振るう。
 X3はそれを首を屈めてかわした。そして拳を出す。
 だがドクロ少佐はそれをかわした。上に跳ぶとさっきまでいた櫓の上に立った。
「ケケケ、奇厳山以来だな」
 彼はX3を見下ろして言った。
「あの時は貴様を倒したくて仕方がなかったぞ」
 彼は無気味な笑い声を出しながら言った。
「ほざけっ、その減らず口二度と立てなくしてくれる」
 X3は彼を指差して言った。
「ケケケケケ、出来るものならな」
 彼はそう言うと右手を上げた。するとX3の周りに三体の怪人が現われた。
「ムウ・・・・・・」
 ショッカーの地獄怪人地獄サンダー、ブラックサタンの怪力怪人奇械人メカゴリラ、ドグマの拳闘怪人アリギサンダーである。
彼等はX3を取り囲み身構えた。
「ほう、見たところ何かを壊そうという顔触れだな」
 X3は怪人達を見て言った。
「そうだ、この長城を破壊する為のな」
 ドクロ少佐はX3を見下ろしながら言った。
「そうか、ではあの爆発事故も貴様等の仕業か」
「その通り」
 ドクロ少佐は答えた。
「テロは我がバダンの作戦の中でも主幹の一つとなるもの。特にこうした人の集まる観光場所で行なうのは最適なのだ」
 彼は笑いつつ言った。
「それだけ多くの血が流れるからな」
「フンッ、貴様等らしいな」
 X3はそれを聞き言葉を吐き捨てた。
「有り難い、褒め言葉として受け取ろう」
 少佐はそれを涼しい顔で受けた。
「では貴様にはここで死んでもらおう。立派な墓を築いてやるから安心しろ」
 その声が終わると共に怪人達が一斉に動きだした。
「アリリリリリリリーーーーーーッ!」
 まずはアリギサンダーが来た。その右拳の鉄球でジャブを放つ。
「ムッ」
 X3はそれを上体を動かしてかわす。そして反撃の手刀を放った。
 怪人はそれを左手で受け止めた。そして右ストレートを繰り出す。
「見切った!」
 X3はそこにチョップを放った。それで右拳を砕いた。
 そしてその身体を掴んだ。上へ思いきり放り投げた。
「X3ボディアターーーーーーーーック!」
 そこへ跳び上がり体当たりを仕掛けた。怪人は遠くに吹き飛ばされ空中で爆死した。
 下へ降りるX3.だがそこに地獄サンダーが待ち構え
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