長城の髑髏
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ーーッ!」
コウモリフランケンは大きく後ろに弾き飛ばされた。そして地面に叩きつけられ爆死した。
「トォッ!」
X3はマシンから飛び降りた。そこには新たな敵が待ち構えていた。
「キリーーーーーッ!」
デストロンの双頭怪人カマキリメランだ。怪人はX3めがけブーメランを放ってきた。
「来たな」
X3はそのブーメランを空中で身体を捻ってかわした。だがブーメランは反転しX3の背中を狙って来た。
ブーメランが迫る。X3は耳でその音を聞いていた。
「それは予想通りだっ!」
彼は上体を思い切り屈めた。ブーメランはそのまま飛び去っていってしまった。
「今度はこっちの番だっ!」
X3はそう叫ぶと屈めたその力でもってそのまま前転した。そして空中で激しく回転しつつ怪人めがけ急降下する。
「X3回転フルキィーーーーーーーック!」
空中でそのまま三回転し両足で怪人の胸を蹴った。カマキリメランはその衝撃に耐えられず爆死した。
「今度は誰だっ!」
着地したX3は叫んだ。そこに新たな敵が現われた。
「グルルルルアーーーーーッ!」
ブラックサタンの奇械人ゴロンガメであった。怪人は姿を現わすと同時に口から粘液を放って来た。
「危ないっ!」
X3はそれを跳躍でかわした。怪人はそれを認めると両手両足を身体の中に入れた。
「グルルルルルルルーーーーーッ!」
首も入れた。そしてX3めがけ突っ込んで来る。
「させんっ!」
だがX3はそれを両手で受け止めた。そして怪人を投げる。
怪人は両手両足を出し着地した。そして身構えた。
そして再び口から粘液を放ってきた。
「そんなものっ!」
X3は再び上に跳躍した。そしてそこにニューハリケーンが飛んできた。
「トォッ!」
それを踏み台に再び跳躍する。怪人の頭上にきた。
「ここだっ!」
そしてそこで急降下する。眼下にあるのは怪人の頭頂部だ。
「X3パァーーーーンチッ!」
その脳天に拳を浴びせた。さしもの奇械人もこれには耐えられず爆死した。
「これで三体か」
X3は怪人の爆発を見ながら呟いた。
「そろそろ出て来たらどうだ」
そしてその爆発を見たまま言った。
「怪人達ももう残ってはいまい。今度こそ決着を着けてやる」
「ケケケケケ、俺もそう思っていたところだ」
不意に後ろから声がした。
「仮面ライダーX3よ」
X3は後ろを振り返った。そこに無数の人魂が浮かび上がっていた。
「今度こそ決着を着けてやる」
中央の一際大きな人魂がドクロ少佐となった。そしてその周りに戦闘員達が現われた。
彼等が姿を現わした時滝がこちらにやって来た。
「X3、遅れて済まない」
「いえ、かまいません」
X3は滝に対して言った。
「戦闘員達は俺がやる。御
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