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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
傷付き疲れた男は、優しさに弱い
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やかに対応してくれてます。
「仕方ありません…でも必ず、ジパングを再建させてみせます!その時は遊びに来て下さい」
「えぇ、必ず!」
何となく口約束っぽそうだけど、アルル様とタケルはしっかりと握手し、互いの今後の健闘をたたえ合う。
すると…
「あと、これを使って下さい」
タケルは自らの腰に下げてあった剣を、アルル様に渡す。
「これは『草薙の剣』です。結構由緒ある武器なんですよ!世界の平和の為に使って下さい。………この国に残る俺には無用ですから」
ゲームではヤマオロ(1回戦目)が落とすアイテムを、彼が差し出してきた。
タケルは政治家へ転身するらしく、武器は不要と言う事らしく、感謝の気持ちとしてアルル様に託すそうだ。
それを汲み取ったアルル様は、今まで使っていた『鋼の剣』を置いて行こうとしたのだが…
「あ、アルル!その『鋼の剣』はウルフに使わせてやってよ!」
と、いきなりお父様がウルフちゃんに渡す様指示。
「え!?俺に?…い、いや俺剣術は…」
勿論戸惑うウルフちゃん!
「使え!お前には今後、僕の娘を守ってもらわねばならないんだからな!魔法だけじゃ、接近されたらアウトだ…ある程度両立してもらわないと困る」
!?
あらビックリ!?
お父様は私の事を思って、ウルフちゃんに剣術を習わせたいらしい!
ちょっと、嬉しくて涙が出てきそうだわ!
とは言え、ウルフちゃんは無理矢理鋼の剣を渡されて、困り顔…
「それともナニ?お前はマリーを守る気が無いの?…好きか嫌いかじゃ無いぞ…最近お前はマリーの側に居る事が多い!そんな時に敵が現れても、お前はマリーを守らないつもりなのですか?」
そうよそうよ!
貴方は私の全てを守りなさいよ!
「わ、分かったよ…俺もマリーちゃんは守りたいし、剣を携帯します。…勿論リュカさんが剣術を教えてくれるんだよね!」
「えぇぇぇ…めんどくさ〜い!!」
「アナタの発言は矛盾してませんか!?」
「あはははは、ジョークよジョーク!勿論、僕が教えますよ…未来の継息子の為に!何だったら、もう『パパ』って呼んでくれても良いよ」
「考えておきます、リュカさん!!」
うん。何かいい感じの流れになりつつある。
さて、早速その日からウルフちゃんの特訓は始まった。
宣言通り、お父様自らがウルフちゃんを扱き上げる。
…断っておくけど、お父様がウルフちゃんの○○○を扱き上げているワケじゃないわよ!
薔薇族じゃ無いからね!
話を戻すが…元来から魔道士ぼうやなウルフちゃんには、どんなに手加減してあっても剣術の鍛錬はハードらしく、1時間も経たないうちにグロッキー状態に…
「う〜ん…先ずは体力を付けないとなぁ…そんなんじゃ女の子に嫌われちゃうよ。ねぇマリー」
「そんな事ありませんわ!1回1
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