TURN53 ハワイの戦いその一
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
れビジネスどころではない。
「それはその通りだね」
「貴方もそれはよくわかっていると思うけれど」
「わかっているよ。ただね」
「ただ?ソビエトやドクツのことかしら」
「彼等は我々とは全く違うね」
ルースは首を傾げさせながら話す。
「共有主義、ファンシズムというものは」
「どちらも私達とは全く相容れないわね」
「彼等とは日本帝国の様にはいかないか」
「日本は叩くだけでいいわ」
ハンナも日本についてはこれでいいと考えている。そもそも太平洋経済圏の確立も日本を少し叩いてからソビエトにぶつけるのも四姉妹の実家である四大財閥の考えである。
それで四大財閥を代表するロック家の名代であるハンナもこう言うのだ。
「あの国はね」
「しかしソビエトは違う」
「あの国は危険よ。共有主義なんて冗談じゃないわ」
ハンナは嫌悪さえ見せて言う。
「それにドクツも」
「ファンシズムは民主主義ではないね」
「むしろ共有主義ね」
ハンナもまたファンシズムはそれだと認識していた。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ