番外(コラボ)話 =バトル・ロワイヤル、予告=
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二つ以上の使用を禁ずる。解毒結晶二つ以上の使用、又は回復結晶及び転移結晶のいずれかの使用が認められた場合、使用対象を敗戦扱いとする。ポーションの使用は制限しない。
二、HP半減を以ってプレイヤーの敗戦とする。HPが半減したプレイヤーは速やかに競技場を後にすること。HP半減を告げるアナウンスを無視し30秒以上競技場内にとどまった場合、棄権扱いとする。
三、隠蔽スキルの使用を認める。
四、使い魔の参加を認める。
五、試合は二段階で行われる。A〜Dの各ブロックでの対戦の優勝者が決勝戦の参加権を持つ。
六、決勝戦で最後までHPを半分以上保っていたプレイヤーを優勝とする。
七、賞品及び賞金の権利は決勝戦参加者のみに与えられる。決勝戦に参加しなかったプレイヤーは賞品・賞金を受け取ることはできない。
八、本来ソードアート・オンラインでは多人数参加の試合は定義されていない。また、規則にもとづいて失格者は即座に敗戦扱いとする必要があるため、普通のデュエルは利用できない。よって今回は特殊な方法を用いることとなった。プレイヤーは当日会場で発表される方法に従ってデュエルを受諾し試合を行うこと。デュエル申請を拒んだ場合、棄権扱いとする。
※規則の追加・変更はあり得る。
追加、変更って何よ…あの団長さん、大丈夫かしら…ってそうじゃなくて少々問題が出てきた。一、二はまぁ、当たり前よね。
自分に有利なのは隠蔽スキルの使用を認められているところか。コンプリートとまではいかなくてもそこそこいい線をいっていると私は思ってる。でも、後ろからのサポートだから索敵とか情報を得るためのスキルを優先してきたせいでコンプリートできなかったのはやっぱり悔しい…。大会までに少しでも上げておこうかしら…でもあの修行も地味すぎるのよね…。
さて、問題は四の使い魔の許可だ。SAOにはなかなかビーストテイマーもいないため対策が取りづらい。そして…恐らく殺すこともいけないのだろう。というよりかHPを削る前に身代わりとして現れたらどうしても攻撃をためらってしまう…。そこは、その使い魔に当てないように自分のコントロールを信じるしかないわね…。
「…カ……ユカ…おーい、ユカさーん?」
「何よ、今せっかく《規則》見てるのに…」
「それも大事だけどさ、対戦相手のことも知っとけよ」
「リクヤじゃあるまいし…ちゃんと憶えてるわよ」
ということで対戦相手もおさらいだ。私はBブロック…あのあくどい商売屋のエギルとホークというプレイヤーらしい。エギルは遠いところからの的にすればいいので問題は無いはずだけど…ホークという人物は要注意かもしれない。あの情報屋のアルゴの弟子、という噂を聞いたこともあるし、それは実際に本当のことらしい。サービスでこの前アルゴにそういう
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