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俺屍からネギま
関西呪術協会
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は如何なず、常に呪術師として、名門近衛家の御令嬢として、関西呪術協会の長として、常に意識し自身を律し、強く在らんとしてきたのだ。 年頃の女性としての感情が無くなってしまうのではと哲心は密かに心配していたのだが、詠春を思う木乃実を見て考え過ぎであったかと安堵した。
しばしの間、哲心は詠春を思っている木乃実を見ることになる。


「そんでな〜修行の時に剣を振っている時に出ている汗がなぁ〜メッチャカッコええねん。そん休憩の時にタオルと水を渡したんやけど、そん時もたいそう顔を赤くしてなぁ〜えへへ………………あ……$?£#%…………まっまぁ、詠春はんも頑張ってくれてる様で何よりや…ウン……兎に角、婚約何て卒業以降の事や後や後!!」

自分の状態に気づき多少の動揺は見せたが流石は関西呪術協会の長、直ぐに持ち直し努めて平静?に装い話しを切り上げた。

その後二人は話しが弾んでいたが時間が経つと名残惜しそうに木乃実は帰って行った。

ーーー

ーー




数日が経ち、小雨が降る中の関西呪術協会本部 大広間

上座には近衛木乃実を中心に大広間の両脇に居並ぶ関西呪術協会の‘最高幹部’達…皆が皆古くから日の本の闇社会を跋扈してきた魑魅魍魎達と戦い続けた一族の代表する者たちの中でも各地方・支部の長に成り得る才気と器量を持った正しく最高幹部を名乗るに相応しき者たち…

上座に座る木乃実の右手近くにいるのは木乃実の信頼も厚く、日の本最強の一族・御陵の当主にして裏御三家統括,新撰組筆頭と役職・二つ名を数えれば両手じゃ足りない程で名実共に関西呪術協会の大幹部 御陵 哲心

木乃実の左手近くにいるのは、木乃実の叔父にして近右衛門の弟、本来ならば疎まれても仕方が無い事だがこの男の人格がそうさせなかった,誰よりも才が有りながら謙虚な姿勢を保ち周囲の和を尊重し続け、周囲から全幅の信頼を受け最高幹部筆頭と成り哲心と同等の信頼を木乃実より受けている。術師としての才に溢れ多種多様な術を習得し知らぬ術無しとまで称えられ攻撃・防御・補助・回復と超万能型術師 近衛 蔵之介

この二人が関西呪術協会 最高幹部 の二大巨頭として日本中に知れ渡っている。

蔵之介は時刻を確認すると少し前に出て、大きくもなく小さくもないただ皆にはっきりと伝わる声を発した。
「それでは定刻になりましたので、関西呪術協会 定例最高幹部会議を始めたいと思います。…では木乃実様、お願いします。」

「うん、まぁ各支部の近況を聞きたいんやけど…まずは哲心はん、ご嫡男の誕生おめでとうな〜。」

「哲心殿、御目出度うございます。」

「「「「「おめでとうございます!!!」」」」」

木乃実、蔵之介の二人が祝いの言葉を述べると他の幹部連も一斉にお祝い言葉を述べた。
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