スーパーロボット大戦OGs
0074話
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ーラがパチリとウィンクをしてみせる。
「まぁ、とにかく俺はこの艦にあるガーリオン・カスタムに乗って作戦に参加すればいいんだな。作戦指揮は?」
「それはアーチボルド少佐が自ら出撃すると。また、自分達の機体は調整が間に合いませんでしたので今回はライノセラスにて待機する事になります」
「……了解した」
アーチボルドの名前を聞いた途端、多少なりとも良い気分だったのがスッと一瞬にして冷え切った。
だが、なるほど。この2人があの時に出なかったのは機体の調整が間に合わなかったからなのか。
「で、作戦開始時間は?」
「もうそろそろヒューストン基地近くに到着する筈ですが」
ユウキがそう答えた瞬間、ブリッジから作戦準備をするようにと通信が入る。
「じゃ、早速行くとするか。格納庫まで案内頼む」
2人にそう言ってブリーフィングルームを出て行く。
「さて、ではそろそろ戦闘の時間です。アクセル君も準備はいいですね?」
「ああ、こちらも準備は整っている。いつでもOKだ」
隣を飛んでいるアーチボルドのガーリオン・カスタムから通信が入る。
俺とアーチボルドのガーリオン・カスタムが1機ずつ。そしてガーリオンが3機にリオン・タイプFが4機の合計9機での作戦行動だ。一応、後詰めとしてリオン・タイプFがもう4機来るらしいが。
「では、行きますよ!」
速度を増したアーチボルドの機体に追従するように、俺を含めた残りの機体が後を追う。全機がブースト・ドライブ搭載機なので、迎撃に出てきたリオンを置き去りにして突き進む。もっとも後を追ってこられても面倒なので、通り魔の如くバースト・レールガンやアサルトブレードで損傷を与えていくが。
「見えた!」
ガーリオンの1機が興奮した声を上げる。確かに俺の乗っているガーリオン・カスタムのモニタにもヒューストン基地が映し出されている。
「ふふふ、連邦のパイロットはまだまだリオンの扱いに慣れていませんねぇ。あの程度の腕では僕達を捉える事は出来ませんよ。おかげで思ったより簡単に基地へ侵入できました」
得意げな口調で喋っているアーチボルドだが、確かに連邦軍のリオンは動きがいまいちだった。
「少佐、目標の機体はまだ出ていません。ただ代わりに新型の戦闘機が」
「ほう、あれが プロジェクトTDの実験機ですか」
ヒューストン基地の空を飛び回る赤と白の2機の戦闘機、カリオンか。テスラ・ドライブを2機装備している為運動性能に関して言えば俺の乗っているガーリオン・カスタムよりも上だろう。
そしてカリオンを開発しているプロジェクトTDに資金援助をしているのはイスルギ重工。その社長であるミツコ・イスルギと繋がっているアーチボルドには当然その情報も流れ
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