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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『金色の髪の少女との邂逅』
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「ねぇ 零お兄ちゃん」
ぽつりと小さな声で零の名を呼ぶなのは……
「ん?」
「今日のあの子の事なんだけどね………」
「どうした?」
「あの子とっても悲しそうな顔をしてたの………」
「…………」
「まるで昔の私みたいに……」
独りの悲しみを知っているこの子だからこそ感じられたのだろう。
「私………知りたいの………あの子のお名前となんでジュエルシードを集めてるのかを………」
「そうか………」
「だから………あのね………零お兄ちゃんも一緒に手伝ってほしいの………」
なのはが人を頼るようになったか………良い傾向だな………。
「いいよ」
俺はなのはの頭を撫でながら言う。
「ありがとうなの!!」
俺に抱き着きながら礼を言うなのは。
その後俺はなのはを家に送り届け、
俺も家へと帰る。
ちなみにそれからしばらくし家で千歳と夕食の準備をしていると……、
突如 ピーンポーン♪ と軽快な音をだして備え付けのチャイムが鳴る。
「は〜い」
ドアを開けると……、
そこに居たのは……なんと、
「あの………隣に引越して来た フェイト・テスタロッサで………え?」
先ほど戦ったフェイトと呼ばれた少女だった。
「あら?」
これって偶然?
それとも必然?
どちらにしても出来すぎてはいないか?
「え? なんで!?」
予期せぬ事態に驚愕するフェイト。
「あ〜 立ち話もなんだしとりあえずあがる?」
「え〜と その……」
突然の事に困惑するフェイト。
「フェイト〜 遅いよ〜」
またもや突如現れる犬耳の女性、
「アンタは!!」
敵意を剥き出しにしながら俺を睨む女性に、
「どちらさん?」
素で返す零。
「フェイトに何をする気だい!?」
「お〜い 一応言っておくが俺に交戦の意思はないぞ」
一応交戦の意思が無い事を伝えるが、
「そんなの信じられるか!!」
そんなものに意味はなく……アルフに一蹴される。
「まぁまぁ とりあえず落ち着け」
なおも落ち着かせようとするものの俺の言葉は耳に入らず……、
「アルフ……この人は大丈夫そうだよ」
「フェイト……」
主たるフェイトの言葉でやっと牙を納めるアルフ。
「あまり大声をだすと近所迷惑ですよ」
突如台所にいた千歳が玄関に現れる。
「千歳悪いがお茶の用意をしてくれないか?」
俺は千歳に指示をだす。
「わかりました」
千歳はリビングへと行きお茶の用意を始める。
「まぁ 積もる話しもあるからあがりなよ」
俺は二人に部屋へ入るように言う
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