暁 〜小説投稿サイト〜
チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『金色の髪の少女との邂逅』
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いてください」

「わかりました」

俺達はファリンさんに案内され、

「こちらです」

「あっ! なのはちゃん 零さん」

「なにしてたのよ! 遅いじゃない!」

すずか達のいる部屋に入る。

「あら? お久しぶりね」

零は部屋にいた女性に声をかけられる。

「こんにちは忍さん」

「えぇ こんにちは」

柔らかな笑みをしながらも零をまるで品定めするかのような視線でみる忍。

信用はしているがまだ信頼はしていないと言ったところだろう。

一応契約は結んではいるが夜の一族の事についてはまだ触りしか説明されてはおらず、

妹のすずかからは信頼されているが忍さんからはこれからの頑張りと言ったところだ。

「俺まで誘ってもらってありがとうございます」

まぁ 嫌われていないだけまだマシなのだろう。

なので俺は特に気にする事なく礼を返す。

「いえいえ 今日は楽しんで行ってね」

「お嬢様」

先程のファリンさんとは違うメイドが忍に話し掛ける。

「あっ! ノエルさん」

どうやら彼女はノエルという名前のようだ……。

ノエルに小さな声で何かを耳打ちされた忍は……、

「ごめんなさいね、私はこれから用事があるから出るけど みんなは楽しんでいってね」

そう言って席を外す。

「はい」


それからしばらくし、

「しかし猫が多いね」

俺は足元にいた猫を抱き上げ喉元を撫でる。

「ニャ〜」

猫は喉を鳴らしながら俺に身体を擦り寄せる。

その他にも零の頭の上や肩に乗っているものや膝でくつろぐ猫の姿があった……。

うん……癒されるわぁ〜。

「家の猫が凄く懐いてる………」

その光景に驚くすずかと、

「ていうか懐きすぎよ!?」


ツッコミを入れるアリサ。

「キュ! キュ〜!」

ユーノはユーノで猫に追い掛けまわされている。

その時、

「お待たせしました〜 紅茶とケーキですよ」

紅茶とケーキを持ってきたファリンさんが現れ、

「キャッ!」

突如現れた足元を走り抜ける小動物に驚き、

「あっ! 危ない!」

体勢を崩し倒れそうになるが、

「大丈夫ですか?」

咄嗟に瞬動を使って俺が割り込み落ちそうになるトレーを片手に持ち、

さらに崩れ落ちそうになるファリンの身体をもう片方の腕で支える。

その際にだがホントに僅かな機械の駆動音が俺の耳に入る。

「は はい!」

何故か顔を赤く染めながら返事をするファリンと、

背筋にゾクッ!っと冷たいものが走るのを感じる。

「なんだ!?」

悪寒を感じとっさに振り向いた先には、

何故か
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