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蒼き夢の果てに
第1章 やって来ました剣と魔法の世界
第10話 To be,or not to be
[後書き]

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 この第10話は、ねつ造設定、原作崩壊と成ります。
 それに、この部分を破壊して仕舞うと、ここから先の話がかなり違ってくるのは間違いないと言う部分を変えています。

 もっとも、これは序の口なのですが。
 まして、陰気……つまり、復讐心に囚われた心で使い魔の召喚作業を行ったら、それに相応しい存在が召喚されるのが普通なので、この部分を改竄しないと物語が始まりませんでしたから。

 タバサが本名で召喚作業を行わなかったのは事実ですし……。

 そうしたら、次。

 文中に登場する『サリカ法』と言うのは、フランスに存在していた、女王の登場どころか、女系継承も認めない法律の事です。
 まぁ、私が知っている限りに置いて、名前やその他の事については、ゼロ魔の二次小説ではフランスを基本に置いている二次小説しか無かったのですが、何故か、サリカ法について採用した二次小説と言うのは存在していなかったので、使ってみる事にしたのですが。

 最後に。
 この世界のオルレアン公暗殺に繋がる事情は、人間レベルの政治闘争が原因では有りません。
 主人公が立てている仮説は、飽くまでも人間レベルの話で有り、其処に、別の次元の方たち(神々)が関わって来ている事は想定されて居ません。

 この一文は、本来、入れて置くべきでは無いネタバレ情報ですが、余りにもキツイ表現が有るので、ここに記載して置きます。

 それに、普通の王位継承に関する争いならば、敗れた方は、すべてを失います。
 しかし、この物語ではタバサ及び、その母親は生き残って居ます。
 この部分からだけでも、オルレアン公の暗殺が、現王家の誅殺でない事は確実でしょう。

 まして、原作小説内の理由とも違う理由です。
 内幕をばらして仕舞うと、タバサを復讐鬼にはしたくなかったのと、タバサの父親を兄の王位狙う簒奪者にしたくなかった。更に、彼女の伯父も狂った王としたくなかった。
 全ては、消極的な否定から出来上がった設定です。

 それでは、次回タイトルは『男女七歳にして』です。
 
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