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スーパーロボット大戦OGAnother
第一部「数奇なる騎士」
第03話「Reaps」
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隊長となったラッカー・アダムだ・・・なんて今更だな、改めてよろしく頼むな。」
アダムがむず痒そうに言う。
「随分と緊張感が無いようだな、あ?」
ハンスの横槍が入る。
「・・・申し訳ありません、ハンス中佐。・・・以後、よろしく頼む。」
「「「「「はっ(!)。」」」」













***












「それでは、この小隊を『アマテラス小隊』と呼称する。」
「アマテラス?」
タカヤが首をかしげた。
「太陽の神、だったか。しかし何故それを?」
ライトが尋ねる。
「ああ、お前達なら名前負けせずに活躍してくれると期待を込めてのことだ。ちなみに、副隊長はハスナカに任せる。」
「え・・・」
タカヤも驚いた様子だった。
「機体的にライトじゃ・・・」
ミナミも口を開いた。
「ツキタニ、俺は機体ではなく期待でハスナカを選んだ。ハスナカにはシラヌイに無いものがある。ハスナカに無いものがシラヌイにあるようにな。」
アダムは言う。
「確かに、副隊長が何も喋らないと、隊長が大変だからな。」
ライトが言う。
「あんた、冗談言うんだね・・・。」
「? 冗談のつもりはないが。」
「まあなんにせよ、そういうことでよろしく頼む。コールサインは俺からアマテラス1、という感じに。」
ミナミが呆れ気味に言う。
「俺は・・・アマテラス2か。」
とタカヤ。
「・・・ならば俺はアマテラス3、といったところか。」
これはライト。
「あ、じゃあ私はアマテラス4だね!」
続いてミナミ
「私は・・・アマテラス5?」
最後にナナだ。


そのとき・・・



ーーー!−−−−!
警報が鳴り響き、放送が入る。
『北海道方面、及び小笠原諸島沖に、DC機多数、ゴースト小隊は小笠原沖へ、アマテラス小隊は北海道へ急行せよ。』
警報後、管内放送が響く。
「敵襲か」
ライトが、いつものように無機質に言う。
「よし、アマテラス小隊の初陣だ。皆、死ぬなよ?」
「「「「了解(!)。」」」」
アダムが言い、全員が返した。









***











北海道、大雪山付近に降下したアマテラス小隊。
既に周辺区域は制圧されていて、三つある駐在基地の内、中央は既に壊滅していた。
「アマテラス1より各機へ。反応から見て敵はガーリオンとバレリオンの編隊だ。この前よりも手強いぞ。各機注意して当たれ。」
アダムが改修機、ゲシュペンストReaps(リープス)から呼びかける。
「「「「了解(!)。」」」」
返事をした刹那、砲撃を受ける。
「な、なんだ!?」
タカヤが体勢を立て直しながら確認する。
「弾速と、打ち手の
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