死霊舞う森
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った。スカイライダーはそちらへ一直線に飛んで来ている。
「アマゾンは後回しだ」
師団長は怪人達に対して言った。
「先にスカイライダーをやれ!」
怪人達はそれに従った。そしてスカイライダーの方へ飛んで行く。
「来たな」
スカイライダーは怪人達を見て呟いた。
「相手にとって不足はない」
そして二体の怪人と向かい合った。
「キキーーーーーーッ!」
まずは蝙蝠男が来た。翼を広げ迫り来る。
爪を剥いた。そしてスカイライダーを切り裂かんとする。
「甘いな」
ライダーはそれを何なくかわした。
だが蝙蝠男は足を絡めてきた。
「ムッ」
そしてしがみ付く。牙を剥く。
「そうはさせんっ!」
ライダーはそれを両手で止めた。怪人の顔を掴み引き剥がそうとする。
引き剥がした。そして遠くへ向けて放り投げた。
スカイライダーは間合いを一気に詰めた。怪人の真横に来た。
「水平回転チョーーーーーップ!」
怪人の胸に手刀を入れる。たて続けに四つ入れた。
「グキィーーーーーーッ!」
怪人は断末魔の叫びをあげた。そして爆発四散した。
「クワーーーーーーッ!」
今度はハゲタカンが来た。小型バズーカで砲撃して来る。
「ムッ」
スカイライダーはそれをかわした。そして懐に飛び込みパンチを入れる。
「ウオッ!」
だが叫びをあげたのはライダーであった。思わず拳を押さえる。
見れば怪人の身体は厚い装甲に覆われている。パンチが効かないのも当然であった。
ハゲタカンは体当たりを敢行してきた。それはスカイライダーの胸を打った。
「まずいな」
中々の威力であった。それを受けたスカイライダーは思わず呟いた。
「だがこの程度では」
ライダーは怪人から目を離さなかった。そしてその動きをよく見る。
怪人は一度間合いを離した。そして再び体当たりを仕掛けようとする。
「もう一度仕掛けるつもりか」
それを見て呟いた。
来た。頭から突っ込んで来る。
「頭から来たか」
それを冷静に見ている。
脳天をこちらにぶつけるつもりのようだ。それを見てライダーは閃いた。
「これだ!」
怪人が迫る。ライダーはそれに対し右足を大きく振り上げた。
「ライダァーーーー踵落としっ!」
それは怪人の後頭部を直撃した。その動きが一瞬止まった。
「ガガガ・・・・・・」
怪人は呻き声を出した。そしてゆっくりと顔を下に向ける。
そのまま落ちて行く。そして川に落ち爆発した。
「おのれ、あの怪人達を倒すとは」
荒ワシ師団長はその爆発を見ながら呻く様に言った。
「荒ワシ師団長、残るは貴様だけだ」
スカイライダーが彼を指差して言った。
見れば戦闘員達もいない。全てアマゾンの驚異的な戦いの前に倒されていた
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