摩天楼の悪魔
[18/18]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
これまでの戦いを思い出しながら言った。
謀略に陥れられ硫酸のプールで右腕を焼かれ部下達に救出され組織を脱出した。そしてライダーマンとなり復讐の為に生きてきた。やがて正義に目覚め身を呈してロケットを止めた。そしてその時四人目のライダーとなった。
ダブルライダーに救われ以後悪と戦ってきた。そして今地獄から甦ってきた仇敵を遂に葬ったのだ。
「だがまだ終わりじゃないぞ」
立花は顔を引き締めて言った。
「バダンは滅んだわけじゃない」
「ええ、それはわかっています」
結城も真剣な顔で答えた。
「悪はまだこの世界を覆わんとしていますから」
「そうだ。じゃあ行くか」
「はい、行きましょう」
二人は摩天楼を後にした。その二人の上を太陽が明るく照らしていた。
摩天楼の悪魔 完
2004・3・18
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ