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仮面ライダーZX 〜十人の光の戦士達〜
摩天楼の悪魔
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イダーマンに変身している。そして二人で基地の中を進んで行った。
「ギッ!?」
 目の前に戦闘員が出て来た。ライダーマンは彼に跳び掛かりその首を後ろから羽交い絞めにした。
「言え、ヨロイ元帥は何処だ」
 ライダーマンは彼の首を絞めながら問うた。
「こ、この奥の指令室に・・・・・・」
 戦闘員は指で廊下の奥を指差しながら言った。
「そうか」
 ライダーマンはその戦闘員の首の付け根を手刀で叩いた。戦闘員は気を失ってその場に倒れ込んだ。
「おやっさん、行きましょう」
「ああ」
 二人はその奥へ進んで行った。
 指令室の前に来た。ライダーマンはスウィングアームを装着した。
「ムンッ!」
 そしてそれで扉を叩き壊した。その中に入った。
「ヨロイ元帥、来てやったぞ!」
 ライダーマンと立花は咄嗟に動こうとした戦闘員達を倒しつつ部屋の中を進んだ。
 辺りを見回す。だがヨロイ元帥はここにはいない。
「フッフッフ、私はここだ」
 上から声がした。見れば階段の上の階にあの男がいた。
 「ロープアーム!」
 ライダーマンはアタッチメントを換填しヨロイ元帥へ向けて投げ付けた。それは彼の首を捕らえた。
「ムンッ!」
 そして思いきり引っ張る。するとヨロイ元帥は下に叩き付けられた。
「おい、もう終わりか!?」
 ヨロイ元帥は倒れた。それを見て立花は拍子抜けしたように言った。
「いえ、こんな簡単にやられるような奴じゃ・・・・・・」
 ライダーマンもそれを見て少し意外そうに言った。そこに後ろから声がした。
「ハッハッハ、残念だな。ヨロイ元帥はもうここにはおられぬ」
 見れば一体の怪人が立っていた。ゴッドの神話怪人ネプチューンである。
「どういうことだ!?」
 ライダーマンは彼の方に向き身構えつつ問うた。
「ヨロイ元帥は既に作戦を発動されている。もうこの基地に用は無いのだ」
「作戦か。今度は何を企んでいる」
「そうだな。どうせ今から行っても間に合わぬ。折角だから教えてやろう」
 ネプチューンは笑いながら言った。
「空から強化した炭素菌を撒くのだ。それも民間用に偽装した飛行船でな」
「飛行船か。確かにそれなら警戒は薄いな」
 航空機と違い飛行船は空をゆっくりと飛ぶ。かっては戦争も使われたが今これを警戒する者は少ないであろう。
「ヨロイ元帥はその飛行船に搭乗される。もうこの基地を出発されたのだ」
「そうか。そして何時撒くつもりだ!?」
「そうだな。あと二時間といったところか」
 ネプチューンは余裕を含んで言った。
「ニューヨーク中をくまなく回ってな。そしてニューヨークを死の街にしてやる」
「成程な。相変わらず細菌を使うのが好きなようだな」
「フン、よくそんなことを言う余裕があるものだな」 
 怪人はライダー
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