新たなる戦いへ
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
首領の声はやはり自信に満ちている。
「皆の者、用意はいいであろうな」
「ハッ」
彼等は首領の声に跪いた。
「只今より我がバダンの世界征服を開始する。そしてそれと並行してライダー達を倒せ」
「わかりました」
「ライダーを倒せば世界はおのずと我等がものとなる。それはわかっていような」
「勿論でございます」
「うむ、それならばよい」
首領は彼等の声を聞き満足気に言った。
「ならば行くがよい。そしてライダー達の首級を挙げよ!」
「ハッ!」
彼等はそれに賛同の声をあげると一斉に姿を消した。後には沈黙が残った。
「さあ、そしてあの兵器が完成したならば」
首領は闇の中でまだ一人呟いていた。
「遂に我が悲願が完成する」
彼は闇の中で笑った。それは何時までもその場に響いていた。
新たなる戦い 完
2004・3・8
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ