ごわ
[1/4]
[8]前話 前書き [1]次 最後
「三種類」
ドウセツ「私を置いて走り去るなんて……ずいぶんといい度胸しているじゃない?」
キリカ・キリト・アスナ「「「ごめんなさい」」」
ドウセツ「これからは貴女達のことチキントリオと呼ばしてもらうわ」
ドウセツ「キリトはブラックペッパー、アスナはチリペッパー、キリカはただのチキンでいいわ」
キリト「俺達はファーストフードに売っているフライドチキンか」
キリカ「ただのチキンって普通に傷つくんですけど」
アスナ「なんでわたしはチリペッパーなの?」
ドウセツ「辛くて凶暴だから」
アスナ「それどう言うことよ――――っ!!」
「出たがり」
キリカ「あのボスさ……兄はどう思う?」
キリト「そうだな。パッと見、武装は大型剣の一つだろうけど、特殊攻撃ありだろうな」
アスナ「前衛に堅い人を集めてどんどんスイッチして行くしかないね」
キリト「だな、あと、盾装備の奴が十人は欲しいな……。まぁ当面は少しずつ、ちょっかいを出して傾向と対策って奴を練るしかなさそうだな」
アスナ「盾装備ねぇ……」
キリカ「そう言えば……。私達って、誰も盾持ってないよね……」
アスナ「あ、確かに。キリカちゃんもないの?」
キリカ「私はカタナと長棍を使用するから盾はないね」
ドウセツ「みんな攻撃がしたい、出たがりなのね」
キリト「ドウセツもそうなのか?」
ドウセツ「私達は貴方達と違って出たがりじゃないから」
キリカ「いや、私達だって出たがりじゃないから」
「存在」
アスナ「わ、もう三時だ。遅くなっちゃったけどお昼にしましょうか」
キリト「なにっ」
途端に色めき立つキリト。どうやら、アスナはキリトにもお弁当を作ってもらったそうだ。
キリカ「私達もお弁当食べよっか?」
ドウセツ「正確には私が作ったお弁当よ。貴女はパンだけでしょ?」
キリカ「細かいこと気にしない!それにストロングスの件もあるし食べてもいいじゃない」
ドウセツ「ストロングス…………そんな人いたかしら?」
キリカ「本人いなくても言わないでよ、かわいそうだから!」
「おにぎり+?=」
キリカ「んふっ!?」
ドウセツからおにぎりをもらい食べてみたら、酸味が強すぎて口から吹き出しそうになるも、なんとか口の中で制止させた。
ドウセツ「当たりよ」
キリカ「当たり?」
ドウセツ「その具材は、『スカイング・レイ』の燻製よ」
キリカ「そんなものオニギリの具材にするな!!」
『スカイング・レイ』エイ
[8]前話 前書き [1]次 最後
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ