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真剣に私に恋しなさい! 〜 転生者は天下無双な血統種 〜
第四話 修業と母の独白ですか。
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ちわっす。
どうも、シャオエンです。
ただ今俺は現在進行形で
「ハアァァァァ!」
ブオォン!
「のわッ!?」
ドッゴオォォオン!
殺されかかってます☆
……いやまあ嘘なんだけどね。
ただ今俺は、神奈川県にあるとある山奥で、俺の母親であるガオ・リンメイに武術の修行をつけてもらっている。
なぜこのようなことになっているのか。それを説明するには二カ月ほど前まで時を遡らなければならない。
☆
☆
「シャオ。今日からあなたには武術の修行を受けてもらうわ」
「は?」
その日は俺の誕生日で、母さんに真面目な話があると言われたので母さんの部屋を訪れると、開口一番そう言われたのだ。
「…え?なんで?」
確かにこの川神市は武士の末裔たちが多く住みことから武術が盛んだけど、この街の出身じゃない俺たちには関係ないはずだ。
「私も初めはあなたに武術を教える気はなかったんだけどねぇ。とある理由で教えざるを得なくなったのよ」
「とある理由?」
「うん。シャオあなた…気って言葉を知ってる?」
「……は?」
思わず呆けたような声を出す俺。
「気ってあの漫画のドラグソボールとかで出てくるあの気のこと?」
ちなみにドラグソボールっていうのはこの世界で見つけた俺の前世でいうドラ〇ンボールのパロディのような作品のことで、世界観は少しスケールダウンしているが、武術的要素とギャグ要素が強くなっていてなかなかおもしろかった。
かなりのヒット作品でマンガをあまり読まない人でも知っているほどの知名度を誇っている。
「ええその認識で構わないわ。シャオ。実はあなたの体には莫大な量の気が宿っているのよ」
「え!?気って本当にあるの!!」
軽い冗談で言ったのに!?
てっきりせいぜいテレビでやっていた胡散臭い気功みたいなことだと思ってたんだが……。
母さんは俺の言葉に訝しげな顔をする。
「本当にあるもなにも普通にあるわよ?というか川神院に所属する武道家なら全員気は使えるわ。準師範代にもなればそれこそあなたの言うドラグソボールみたいな気功波も撃てるし」
「……マジデ?」
「うんマジ」
川神院とはこの川神市にあるお寺のことで、世界最強と名高い武道家“川神鉄心”が最高師範を務めており、世界中から才能ある武術家たちがこの川神院に彼の教えを受けるため
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