暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーZX 〜十人の光の戦士達〜
火吹き竜の島
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「二人共もう沖縄に着いたかしら」
 アミーゴの奥の通信室で誰かが話をしている。
 「そうだなあ、もうそろそろ着いている頃だろう」
 立花の声だった。
 「けれどあの二人が一緒になるなんて日本じゃ久し振りね」
 もう一方は女の声である。純子だった。
 「おいおい、何言ってるんだ。ついこの前まで全ライダーがここにいたんだぞ」
 「えっ、それ本当!?」
 後ろから別の女の声がした。二人いる。
 「何だ、御前等も来ていたのか」
 立花はその二人を見て言った。一人はジーンズを履いた黒いストレートのロングヘアーの女性、もう一人は癖のあるショートヘアーの膝までのスカートの女性である。
 「あら、チコにマコじゃない。貴女達もおじさんとこに来てたの?」
 純子が二人を見て言った。
 「ええ、久し振りに遊びに来たんだけど店におじさんいなくて」
 チコと呼ばれたロングヘアーの女性が言った。
 「史郎さんに聞いたらお店の奥にいるって言われて。まさか純子もここにいるなんて思わなかったわよ」
 マコと呼ばれたショートヘアーの女性がそれに続いた。
 「ええ、まあ。ちょっとおじさんのお手伝いをしているの」
 「お手伝いって・・・・・・。アルバイト?」
 「う〜〜ん、まあそんなとこかな」
 チコの問いに純子が考えながら言った。
 「何か話を聞いていたら・・・御前等知り合いか?」
 立花が三人に尋ねた。
 「はい。城南大学で同じ学部に在籍しているんです」
 マコが言った。
 「文学部です」
 純子が言った。
 「文学部か。じゃあルリ子の後輩にあたるわけだな」
 立花がパイプを口から離し手に持ちながら言った。
 「あ、はい。そういえばそうですね」
 純子が少し驚いた様子で答えた。
 「本郷も志郎も茂もあそこの大学だったしなあ。どうもわしはあそこの大学と縁があるな」
 立花は考える顔をして言った。
 「あら、敬介さんは沖縄の水産大学でしょ」
 チコとマコが言った。
 「隼人さんも丈二さんも別の大学だった筈だし」
 純子も相槌を打つように言った。
 「まあそれはそうだけれどな。ところで御前等一体何をしにここに来たんだ?まさか単に遊びに来たわけじゃないだろう」
 立花は二人にあらためて言った。
 「はい。何かまたおかしな組織が出て来たらしいし」
 「私達に出来る事はないかなあ、って思って」
 二人は言った。
 「察しがいいな。やっぱりゴッドと渡り合ってきたときの事を思い出したか」
 「まあ大体は。史郎さんあたし達がお店に入ったら急に態度変わるし」
 「そうそう、何かお店に一人でいるのが凄く怖いみたい。それであたし達が入って来たら凄く嬉しそうだもん」
 「・・・あいつは気が小さいからなあ。悪い奴じゃねえんだが」

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