スーパーロボット大戦OGs
0072話
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をどう考えても悪いニュース以外の何物でもないからな。
「さて、この辺がいいか?」
恐らく物置として使われているのだろう部屋の中へと入り込み、物陰で目をつぶる。
エクサランスチームとの再会、デュミナスの出現と時空間転移。ベーオウルブズとの戦闘、化け物へと姿を変えたベーオウルフとの戦い、リュケイオスによるこの世界への転移とリュケイオスの回収、原作メンバーとの恐らく念動力による共振、そしてホワイトスター回収。主観時間の1日未満でこれだけの出来事があったのだ。こちらの世界へと転移した時に少し気を失っていたくらいでは、とてもじゃないが疲れは取れない。
でもまぁ、転生してからの念願だった未来のある世界へと……やっとこれたんだから……少し……眠っても……
「……ん?」
暗闇の中、目を覚ます。一瞬自分がどこにいるのか分からなかったが、すぐに思い出す事が出来た。
「そうそう。地球に降りる為にペレグリン級へ乗り込んだんだったか」
呟いた瞬間、腹の虫が激しい自己主張をしてきた。周囲に誰か人がいれば絶対に聞こえていた音量で。
「そう言えば、最後に食事したのはいつだったか。ラウルやフィオナ達に会う為にテスラ研から出撃する前の朝食か」
脳裏に空間倉庫のリストを表示し、まだ暖かいハンバーガー4個とペットボトルの烏龍茶を取り出して飢えを満たすように貪り食う。
「さて。艦内が妙に静かだが、艦内時間は何時なんだ?」
部屋の時計を見ると、そこにはAM3:48分との表示が。そりゃあこの時間なら皆寝てるか。特に今日はホワイトスター消滅で一先ずはエアロゲイターの脅威が去ったんだし。セプタギンにしても、この時間なら既に原作主人公達が倒してくれているだろう。
「となると、最低半年は安全な期間だな。さて、どうするか。アースクレイドルに向かうか? いや、場所はアフリカのケニア周辺としか分かっていない現状では無事に辿り着けるかどうかも分からないし、そもそもシャドウミラーの本隊がまだ合流していないと俺はただの不審人物としてDC残党、いやノイエDCか。ともかくノイエDCに捕まってしまう可能性がある。となると、やはりアースクレイドルに向かうのはOG2が始まる半年後以降か。……折角安心出来るこちらの世界にやってきたんだし、しばらくは旅をしてみるというのもありか? まぁ、どのみち戦力は必要な訳で」
空間倉庫からスライムを出し、扉の向こう側を偵察させる。
「よし、誰もいないな。……と言うか、最近はずっとアダマン・ハルパーとして使っていたから、この状態で使うのは久しぶりだな」
スライムの偵察を利用し、誰にも会わないように注意しながら格納庫へと向かう。驚く事に、格納庫の中には整備員やパイロットの1人もいなか
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