第9話
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ます。ハヤテさま手伝ってくれますか?」
「え!? 何をですか?」
「少し、瀬川さんと戦ってください。動いてもらいながら覚えてもらいますから。とは言っても、ハヤテさまは瀬川さんの攻撃を避けるだけでおねがいします」
「ええ!! そんなの、ハヤ太くんに……」
私が断ろうとしたらハヤ太くんが首をふった。
「いいですよ。瀬川さん」
「でも……」
「大丈夫ですよ瀬川さん。それに、僕も何か出来れば手伝いたかったですし」
「ハヤ太くん//」
私はハヤ太くんが私の為に何か手伝いたいと言ってくれて、少し照れくさくなった。
「では、いいですか?」
「え? あ! はい!」
「それでは、よろしくおねがいします。瀬川さん」
「こちらこそよろしくね。ハヤ太くん」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「も、戻った〜〜」
ハヤ太くんと戦って、やっと戻ることなどを出来るようになった。
「では、もう一人で出来ますね?」
「うん! ありがとう伊澄ちゃん、ハヤ太くん」
伊澄ちゃんが聞いてきたので御礼と一緒に返事をした。
「いえいえ、僕も役に立てて嬉しいです」
「けど……」
「ハヤテさま、瀬川さん。よろしいですか?」
私がハヤ太くんに言いかえそうとしたら、伊澄ちゃんがまじめな顔で話しかけてきた。
「あ! はい」
「うん、いいよ〜」
「はい……では、単刀直入に言いますと……」
そこで、伊澄ちゃんは間を開けてこんな事を言った。
「お二人の記憶が何か……もしくは、何者かに封印…または、封じられています」
「「………………はっ?」」
私はこの時、伊澄ちゃんの言っている意味が解らなかった。
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