暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜黒き守護者〜
制圧する風宮兄妹
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過ぎた。
 すると二人はすぐに倒れる。
 視線をデュノアに向けるとほかの客同様呆然としており、ボーデヴィッヒは「私の出番が……」と呟いていた。
 ちなみに本音は、ここに来る前に渡したパフェのおかわりを満面の笑みで食べていた。

(((あの子、この状況に気付いているのか?)))

「―――捕まってムショ暮らしになるくらいなら、いっそ全部吹き飛ばしてやらあっ!」

 入口の方からそんな声が聞こえた。
 そしてリーダーはボタンを押すと、

 ―――ドォンッ!!

 店の外からそんな音が聞こえた。ここの近くには海があるからそこに飛ばしたのだろう。

「あらあらあら、ゴミ如きが私を吹き飛ばそうとするからよ。それに―――私のランチタイムを邪魔するなんて、犬如きがいい度胸しているわねっ!」

 シヴァが完全にキレており、止めに一発お見舞いして気絶させた。

「あ、あなたたち!」
「え?」「何かしら?」

 事件を鎮圧させると店長に声をかけられた。

「はいこれ! そしてお金はいいから!」

 この後、迎えに来た織斑先生は頭を抱えたことは、言うまでもない。
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