暁 〜小説投稿サイト〜
スーパー戦隊総決戦
第十一話 聖杯の場所その十一
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
る。しかもその弁当はどれも手作りである。
「では食ってからな」
「行くとしよう」
「今度こそ見つけないとね」
 サキュバスはお茶を飲みながら言った。
「他の面々が見つけてくれればいいけれど」
「ガイアークの連中はどうだ?」
「オルグの奴等は」
 ホンゴブリンとブリッツは彼等を話に出した。
「若しかしてな」
「見つけてくれるかもな」
「無理じゃないかしら」
 サキュバスはそれはないと見ていた。
「あの連中じゃ」
「それじゃあ誰が見つける」
「人がいないぞ」
 人がいないのは間違いなかった。
「一体誰が見つける!?」
「本当にな」
「私達が見つけるしかないわね」
 サキュバスは何気に責任感を感じていた。
「こうなったら」
「ほら、あんた達の番だぜ」
「早くしろよ」
「わかってるわよ。食べてから行くわ」
 彼女はゴウとケンの言葉を受けてそのうえで応える。敵も味方もそれぞれ動き回っている。しかし聖杯は見つからないままだった。


第十一話   完


                         2010・3・29

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ