第十一話 聖杯の場所その四
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からのことを話していた。
「明日香に着いたけれどな」
「連中はまだ来ていないし」
「それでもどうなんだ?」
「聖杯の場所はまだ調べてないし」
「まずはそれから?」
「そうだよな」
こんな話をしながら弁当を食べている。見ればそれはどれもコンビニ弁当だった。皆でそれを食べながらそのうえで話をしているのだ。
「しかしこの弁当な」
「美味いよな」
「そうよね」
しかも話は弁当の話に移っていた。
「サンドイッチもいいし」
「もう一つずつ欲しいような」
「そんな感じだよね」
聖杯のこともこれからのことも今はあまり考えていない。とりあえず食べることだけを考えている。実に気楽ではある。
「ハンバーグ弁当もいいし」
「唐揚げもいいわよ」
「ハムサンドも」
「それでデザートは?」
「オレンジあるわよ」
「あと林檎も」
「クレープも」
そうしたものが出されていく。
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