第十一話 聖杯の場所その一
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の口から言う。
「ハムスターでいるのもな」
「それはわしもじゃ」
月光もだというのだ。その梟の姿での言葉だ。
「梟でおるのもよい」
「そうか。それではじゃ」
「闘うか?久し振りに」
「いや、それはない」
このことは否定するのだった。
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