十三話
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間ぴったりだよね」
50分ジャストに到着
到着してすぐに運転手さんが出て来ようとするけど、手で制してロンドの操作にまかせる
ちゃんとスロープがついているので、簡単に乗る事が出来た
「じゃあ、失礼します」
一言断ってから、バスの中を進み、奥の方に座る
≪変わっていませんね≫
「前の方に座ったら、邪魔になるでしょ?変わらないと言うより、当たり前なんだけどね」
急いでる人とかいたら、流石に悪いでしょ?
≪その気を遣われる立場は自分である事を自覚して欲しいものです≫
ちゃんと自覚はあるよ。だからなんでもは1人で熟さないでしょ?
≪ほとんどを1人で熟しているだけ、自覚はないと言っていいでしょう≫
「ロンドがやってくれるなら、僕もそこまでやらないけどね。ロンドは人型になるとかって言うとんでも能力は持ってないでしょ?」
そう言うと黙ってしまうロンド
「さて、あとどれくらい?」
≪……。停留所を五つ、約10分ほどです≫
わかったよ。ありがとう
三つ目の停留所に差し掛かったところで、バスが止まり、お客さんを乗せる
「やっぱり乗ってたか……」
その中に見知った顔、つまりアスを見つけた
「うん。アスこそ、一本早いので行ってるかと思ったけど?」
そう言うと少し顔を引きつらせ、
「母さんが少しな…」
「あー…うん。ご苦労様」
アスのお母さんは極度の心配性で、アスが少し怪我して帰った時でも病院に行こうの大騒ぎになるくらい過保護な人だ。でも、ちゃんと常識はあるから、アスの事以外はそこまで非常識ではない
「あ、そうだ。アス、昨日の試合の映像、もらえる?」
「あ、ああ。レイヴン……」
≪了解しました。それではロンドにデータを送信します≫
数秒待ち、
≪送信完了しました≫
≪マスター。こちらもちゃんと保存できました≫
よし。これで反省とか色々出来るね
「あ、それとあっちに行ったら少しだけでもメニュー熟してもらうよ?」
「マジか……?」
当たり前だよ。アスやミルテにはまだまだ甘いところが沢山あるからね
顔が少し青くなっているアス。昔のメニューの酷さでも思い出したのだろうね
「大丈夫だよ。昔程キツイのではないし、ホントに簡単な物しか用意してないから」
昔のメニューは僕に合わせてたからね。比較的にキツイものだったと思うよ
「それと、一応射撃魔法の改良と模擬戦。ミルテともやるつもりだから、そのつもりでね?」
「ああ……。でも、久々に三人で特訓出来るのか…」
懐かしそうに目を細めるアス……。まぁそうだね。僕の足が動かなくなってからは特訓は各自でやるようになっちゃっ
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